『あひるのこ お味噌教室』

2月14日(金)『あひるのこ』の時間にお味噌作りを行いました。先生は黒保根町で無農薬野菜を作る『和や』の桜井細香さん。

参加者にはあらかじめ大豆1㎏を渡しておき、家で煮て、当日持ってきてもらいます。

大豆は粕川産無農薬のもので、手に入りにくいものをご用意していただきました。

まずざるに入れ、よく水で洗います。

12時間以上、たっぷりの水が入る大きな鍋などに入れて浸水させます。大豆1㎏に対して、水は2ℓ以上。 大豆の頭が出ないように、多めの水につけます。

よいお味噌を作るための条件としては、やはり大豆。

「素材に勝る技術なし」と言われるように、大粒でよく水を吸う

大豆がいいお味噌になります。

しっかり芯まで吸水させないと煮えません。

12時間以上水に浸すと2倍くらいの大きさになります。

足し水をしながら大鍋で4時間くらい煮ました。

艶がでます。 

親指と小指で簡単につぶれるくらいが目安。

美味しくてどんどん食べちゃいます。煮あがりの食味が良いと

美味しいお味噌になります。

みどり市東村の農家のおばあちゃんが作っている米麹。

こちらも貴重です☆ 分厚くてビックリ!

麹の固まりを手でよくほぐしてサラサラにします。

ぽろぽろ簡単にほぐれます。香りも手触りもよくて癒されます。

よくほぐれたら、塩を加えます。

麹1㎏に対して、塩は500g

米麹と塩をよく混ぜ合わせたものを「塩切りこうじ」といいます。

混ぜるべし! 混ぜるべし!

「塩切りこうじ」を作ったら、大豆をつぶします。

温かいうちのほうがうまくつぶれます。

桜井さんの「味噌圧搾機」があるので、簡単!

上のお皿に大豆を入れて、ハンドルを回しながら、大豆を奥に

押しいくとミンチ状になります。 2人1組での作業です。

私のは水分が足りなかったのか、ぽそぽそ系だったので、

「塩切こうじ」を合わせる時に、煮汁を200ml.ほど足しました。 水道水を使ってしまうとカビの原因となってしまいます。

混ぜるべし! 混ぜるべし!

自分もやりたい!と保育園を休んで参加してくれた子もいました。 最後までちゃんと作業していて感心~☆

よく混ぜたら大き目のおにぎりを作るかんじで、

みそ玉を作ります。
仕込み容器の底から、隙間を作らないように、みそ玉を投げ込んで空気を抜きます。

投げるべし! 投げるべし!

豪速球で手も消える勢い?!

的が小さいので(4.5ℓ容器)なかなかコントロール

難しいんです。

抜くべし!抜くべし!

空気を抜きながら、容器にしっかり詰めて、平らに整えます。

容器についた味噌はアルコールなどできれいに拭かないと

カビの原因になってしまいます。

空気が入らないようにラップを乗せて、カビ防止に重しとして塩500gを乗せます。

ふたをして1年ほど保管します。ホコリや虫が入らないように、

段ボールなどに入れて、直射日光に当たらない通気性のよい

場所に置きます。

仕込んだあとはみんなで和やさんの去年2月に仕込んだお味噌を

和や畑で取れたにんじんにつけていただきました。

にんじんも濃くて、お味噌も美味してくて、

こどもたちもポリポリたくさんたべていました。


みなさん、嬉しそうに、大事に抱えて帰りました。

1年後に開けるのが楽しみですね🎶🎶🎶