正和先生のお料理教室


7月20日(金)あひるのこ「正和先生のお料理教室」
が行われ、6組の母子が参加してくれました。

☆☆メニュー☆☆
アメリカンクラブサンドイッチ
◎パンプキンスープ
◎フレンチトースト
◎黒糖蒸しパン


かぼちゃは正和先生が大好きだそうです。
私も好きですが、切るのが億劫で、避けてしまいがち
なんですよね。


切りやすい切り方を実演してくださいました。
まず、オシリの方(下)を少し切って平らにして、
まな板に置いたときに滑らないようにします。
へたを包丁の先でくりぬいて取ります。
そして、包丁を横にまっすぐ、には入れず、
真ん中から左右一方向へぐっといれ、てこの原理を
つかって、ぐっぐっつと両手で押していきます。

おいしいかぼちゃほど美味しいといいますので、
あきらめずに、丸ごと買って調理したいですね。
最近は大きすぎない、中くらいのものも
たくさん出てますからね。


かぼちゃの皮を全部はむかず、削ぎ切りにして、
緑の部分も残します。
真黄色のスープにしたい時は全部剥きます。
皮には実以上のカロテンが含まれているので、
できれば、丸ごと調理したいですね。


1.5cm角に切ったかぼちゃと
薄切りにしたたまねぎをお鍋に入れて、
余裕があれば、バターを溶かして炒めますが、
なければ、はじめから具の上にバターを乗せて、
水とコンソメを入れてやわらかくなるまで煮ます。
先生がわざわざ愛用のル・クルーゼの大鍋を持ってきて
くださいました。 
薄いブルーの、初めて見ましたが、とてもステキでした。


アメリカンクラブサンドイッチ”とは名前の由来に
には諸説あるようですが、19Cに高級カジノクラブで
考案されたので”クラブサンドイッチ”という説が有名です。
片手で、カジノをやりながら、ボリューム満点のサンドイッチを
手軽に食べられるよう、考案されたのでしょう。


アメリカンクラブサンドイッチ”にはローストチキンが
欠かせません。
油をひかず、冷たいフライパンに、←ここ重要!
塩コショウした鶏もも肉を皮を下にして置き、火をつけます。
焼き色がついたら裏返して、しっかり焼きます。
この時、フタをしましょう。


出てくる油はキッチンペーパーなどで取ります。
このひと手間がポイント。
余分な油はしっかり取って、鶏肉の良質な脂やコラーゲン
だけを食べればとってもベルシー。


ローストチキンはそぎ切りにして、ケチャップと
ウスターソースを合わせた中に漬けます。
これだけでもおかずになりますよね。


この日はボランティアさんが5名も来てくだ
さったので、安心して赤ちゃんを見てもらうことが
できました。 しかも保育士経験者(ベテラン)が
2名も! 頼りになります!
きっと赤ちゃんも余裕さを感じていたはず!


8枚切りの食パンをサンドイッチ1つにつき、
3枚使います。 トーストした方が、作った後、
持ちも良いです。
ガスオーブンの天板1枚に、食パン6枚をのせ、
250度で3分焼くと、外はさくっ、中はふわっと
焼くことができます。


かぼちゃとたまねぎがやわらかくなったら、
ミキサーにかけます。
ブレンダーがあると本当に便利です。
子どもが触らないように、十分気をつけたいですね。


サンドイッチに入れるきゅうり。
切る前に湯通しします。
きゅうりに多く含まれるビタミンCを壊す、
アスコルビナーゼ”という酵素が、加熱することに
よって作用がなくなるので、栄養を壊すことなく
食べることができるんです。
生食で食べることが多いきゅうりですが、
もろきゅうでもサラダでも湯通しすると栄養的にも、
また、鮮やかさも残ります。


サンドイッチはからしを入れて、少し辛くなるから、
と、小さい子用に”フレンチトースト”を用意
していただきました。
卵、砂糖、牛乳でトーストを浸します。


フライパンにバターをたっぷり敷いて焼きます。
かおりだけでも満足〜!


1枚目のパンに”サンドイッチスプレッド”を塗ります。
下地のソースのようなもので、
マヨネーズとからし少々とピクルス細かく切って
混ぜたものです。
ピクルスの缶詰や瓶詰めが用意できればいいですが、
なければ、古漬けやたくあんでも代用できます。
たくわん?!と思いましたが、おいしくできるようですよ。
今度、トーストに塗ってみようと思います。


サンドイッチの具
レタス、トマト、きゅうり、焼きベーコンも


1枚目の上に、レタス、ローストチキンをおきます。


2枚目のマーガリンを塗ったトーストでおさえ、
その上にレタス、ローストチキンを乗せて、
3枚目のトーストを置いて、しっかり押さえます。


上に重し替わりのまな板をおき、水を入れたボウルなど
をしばらくおいてしっかり押さえます。


対角線上に楊枝を挿して押さえて、
斜めに切ります。


じゃーん! 見てください!このボリューム!!!
大きいお口を思いっきり開けないと食べられませんよ。


”黒糖蒸しパン”
おまけのスイーツ。 予めダッチオーブンで焼いておきました。


牛乳を加えて、塩コショウで味を調えます。
今回は冷やしませんでしたが、冷やして冷製スープに
してもおいしいです。
注いだら生クリームをかけまわします。


みんなでお話しながら、子どもの面倒を見ながらでも
片手で食べられるのでいいですね!


ピクニックに持っていくなら、このサンドイッチ
だけ作っていけば十分ですよ。
他におかずがあったら、カロリーオーバーになっちゃい
ますからね!
まあ、これを作ったらもう大満足ですけどね。

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サンドイッチもお料理教室もボリューム満点、
大満足でした☆☆☆☆☆