グリル活用術

ガスコンロの「グリル」で魚を焼くと、皮はパリっと、
中の身はふっくらジューシーに焼きあがります。
先日「秋のガス展」ではグリルで焼く秋刀魚をサービス
させていただきましたが、「美味しい!」との感想を
多数いただきました。 
Siセンサーコンロのグリルは「両面焼き・水無し」が
主流になっています。
まさに旬の秋刀魚からは脂がたくさん落ちますが、
受け皿に水を張らなくても火が出てしまうようなことはありません。
水を張らなくてもよいので、グリル内がより高温になります。

「グリル」=「魚焼き」だけ、と思っている方、多いのでは???
実はそれだけでは非常にもったいないのです。
魚を焼くだけではなく、もっといろいろなお料理が簡単に、美味しく
できるんですよ!

<オーブン料理>
グリルの庫内は400℃まで上がります。
ピザの石釜並みの加熱力を持っているので、短時間で効率よく
加熱することができます。
遠赤外線で内部まで火を通し、さらに香ばしく焦げ目を
つけることができます。

※ローストビーフ
 牛もも塊肉400g(分厚くなく細長いもの)に
 塩、粗引きコショウを手でよく刷り込み、肉の表面に
 所々ナイフで切り込みを入れ、スライスしたにんにくを
 差し込みます。
 グリルに入れて強火で約15分焼きます。
 その後余熱でグリル内に入れておきます。

※グラタン
 耐熱皿に具を入れて、チーズを乗せ、中火で7〜8分

※スイートポテト
 アルミカップにたねを入れて、弱火で約5分

プディング 
ココットにたねを入れて、中火で約6分→弱火で約2分 


<トースター>
パンを焼くためだけの電気のトースターは必要ありません。
ガスの炎でパンもサクッと美味しく焼くことができます。
「魚を焼くところなのに、ニオイ移りが気になる…」と
いった声を聞きますが、ガス火で熱している間は、食材から水分が
外に出ようとする力のほうが強いので、調理中の食品にはニオイが
移りません。
庫内の温度が下がってからも中に食品が残っていたり、
魚を焼いたあと、焼き網や受け皿を洗わないまま放置したりすると
ニオイは残ってしまいますので、食品はすぐ取り出して、
焼き網、受け皿は洗ってください。


うちで夜に魚を焼いた翌日にトーストをすることもよくありますが、
ニオイは全く気になりません。
オプションで専用のトーストプレートもあります。

<温めなおし>
揚げ物などを温めなおすのに、電子レンジを使うと、
衣がべちゃっとしてしまって美味しくなくなって
しまいますよね。 
これもグリルが解決してくれます。
だいたい5〜6分加熱すればサックサクに戻ります。


使い分けオートメニューがたくさん搭載されたコンロも
発売しています。


グリルの中の食品の置きかたまでもイラストで
わかりやすく教えてくれる機種もあります。
とっても親切。

ガス会社がグリルを活用していただくように勤めるのは
当然ですが、時短&ヘルシーということもあり、
グリルを活用したレシピもたくさんあります。

クックパッド「魚焼きグリル」レシピ
http://cookpad.com/search/%E9%AD%9A%E7%84%BC%E3%81%8D%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%AB

みなさんも「グリラー」になりましょう〜♪♪♪