[あひるのこ 桜井さんの 野菜塾

◎梅酢飯
◎鶏肉の梅やわらか煮
◎玉ねぎの梅スープ
◎トマトゼリー


黒保根の山の中で自然野菜を作っている和やの桜井さんの野菜塾。
旬の野菜をたっぷりつかったレシピでいつも楽しみにしています。
今回は”暑い夏を元気に過ごせる身体が喜ぶさっぱりレシピ”です。


はじめて見た、料理したことはない、というママがほとんどでした。
「ビーツ」は地中海沿岸地方原産のサトウダイコンの一種です。
砂糖の原料になるサトウダイコンと、野菜として食べるものは種類が違うそうです。
見た目はかぶや大根に似ていますが、なんとほうれん草と同じ科に属しているそうです。
皮が固く、そして栄養を流してしまわないように、皮ごと茹でるか、蒸します。
生でサラダでも食べられます。
日本では火炎菜(カエンサイ)と呼ばれ、江戸時代初期頃に持ち込まれたと言われています。



たくさんのトマトを湯むきします。


ブレンダ―ならお鍋のままつぶせるので楽ちんです。


材料の野菜を切ってもらいます。


つぶしたら沸騰直前90℃くらいまで温めます。
砂糖とアガーを混ぜたのを鍋にいれて混ぜ、流し缶に入れ冷やします。
アガーは最近スーパーの製菓コーナーに売っているところもあると思います。
寒天の原料の天草と同じような海藻(スギノリ、ツノマタ)などから抽出される
凝固剤です。
ぷるん、とした感触で弾力もあります。
常温でも固まり、溶けださないのが特徴です。


新生姜とミョウガを千切りにし、水にさらした後、
甘梅酢とはちみつを混ぜた中につけます。


れんこんの時期には、ゆがいたれんこんを加えると食感もよくなります。


一口大に切った鶏肉の表面に焼き色をつけます。


3㎝くらいに切ったネギ、せん切りのしょうが、梅干し、水を加えて、
沸いてきたら弱火にして20分くらい煮ます。
梅干しは昨年和やで着けたもので、昔ながらの塩もみで、赤紫蘇も畑で
とれたものです。


味噌、酒、みりんを加えてでさらに煮詰めます。
食欲をそそるにおいがひろがってきます。
和やさん栽培の青大豆から作った手作り味噌です。


通常の水加減で炊いた白米に、あわせておいた梅酢を鍋肌に沿って
流し入れ、よく混ぜ、さっとゆがいておいたいんげんも混ぜます。
とってもきれいな色あいです。


新玉をまるごと! ばらけないように頭とおしりをうすく切って、そのまま
コンソメスープに。
塩と梅干しの種を入れ、弱火でコトコト煮崩れないよう注意します。


ベジタブルカッターの登場です!
太いズッキーニをセットしてくるくるくるくる〜
あらあら楽しい〜♪
刃が何種類かあり、それぞれ太さが違います。
何でもくるくるしたくなっちゃいますね〜♪


細い刃にしてくるくるした大量のズッキーニをオリーブオイル、塩コショウで
いためました。
たいてい輪切りにするくらいなので、これはいいな!って思いました。


紫たまねぎをスライサーでおろします。
軍手をはめれば滑らないし、最後まで安全におろせますね。
スライサーにつま用のおろし金があれば、ズッキーニも細切りにできますね。


ふかしたビーツの皮をむいて、サイコロ状に切り、オリーブオイルと塩だけで
あえます。


ほぼ100%トマトゼリー!
レモンと、畑のバジルを添えるとさらにおしゃれになりますね🎶


「全部おいしかった!」の声がつぎつぎと。
きっともうお家でも作ってることでしょう〜


普段、食にほぼ興味がないという男の子がビーツを気に入って、たくさん
食べてくれました。
これはママ、家庭菜園するしかないですね!


ビーツはごぼうのような土っぽさととうもろこしの甘さがあわさって、
とっても美味しいです。
”スーパーフード””飲む血液”と言われているくらい栄養価が高いんです!
赤い色素は”ベタシアニン”で高い抗酸化力があります。
炒めたたけのズッキーニもどんどん食べられます。
酸味のきいたスープは疲れた体に染みわたります。
旬の夏野菜をたくさん食べて、猛暑も元気に過ごしましょう!