エコ・クッキング講座

〜エコ・クッキングとは〜

環境のことを考えて
買い物・料理・片付けをすること

地球温暖化、大気や水質の汚染、エネルギー資源の不足など、
地球環境の問題が心配されています。

そこで、毎日の暮らしの中で、みんなが環境に気をつける
ことが大切。料理を作るときも、エネルギーが使われ、
ゴミが出ます。これを減らすことができたら
元気な地球に近づくはずです。

≪メニュー≫
◎簡単ハッシュドビーフ
◎長ネギ味噌マヨ春巻き
◎長ネギとかぶのスープ
◎ほうれんそうとヒジキのサラダ
◎簡単おから小豆クッキー


1月18日(金) 8名のママが参加してくださいました。
クッキングに入る前に”エコ・クッキング”とは、
を簡単に話しました。


お子様達は自由に動き回っています。
男の子にはジオラマが大人気です。
現在下の線路は作業中ですが、上段のわたらせ渓谷鉄道
走っています。


クッキングスタート!
材料の野菜を切ってもらいますが、
なるべく全部使い切り、捨てる部分を少なくする
ことを意識しましょう!

ほうれん草もよく洗えば、根っこギリギリのところまで
食べられます。
ねぎの青い部分は、汚れているところを取って、
あとは全部使います。


ボランティアさんが2人ついていてくれます。
遊びに夢中になったり、でも近くにママが
いるから、ママに甘えたくなったり。
授乳室もショールーム内にありますし、
途中で抜けたりできて自由です。


おからと小豆の簡単クッキーは
レシピ最大検索サイト”クックパッド”のレシピを
利用させていただきました。
いつも通っているお豆腐屋さんでは、
おからが無料なので、おいしいスイーツが
作りたいなあ、と思い検索してみました。

簡単すぎてビックリですよ!
用意するものは
・ビニール袋
・小豆缶
・おから
・サラダオイル
・めんぼう

これだけ。
小豆とおから、オイルをビニール袋の中でよく
混ぜ合わせます。


ビニール袋に入れたまま、めんぼうで伸ばします。



厚さは2〜3mmほど。
ビニールを切って、オーブンの天板に
移します。


適当な大きさにカットして、
ガスオーブンで焼きます。
180℃、35分ほど。


長ねぎをたっぷり使ったスープを作ります。
ねぎは熱を加えることによって、辛味がなくなり、
甘くなるので、小さなお子様でも美味しく食べられます。

お鍋にバターをいれ、小口切りにした長ねぎを弱火で
色づくまで炒めます。


ほうれん草を茹でます。
たっぷりのお湯ではなく、ひたひたのお湯で
鍋にふたをして茹でます。
水の量もガスの量も減らせてエコですね。
ガスコンロを使うときは、
鍋底にあった火加減
を意識することが大切です。

ほうれん草を茹でたお湯は捨てずに、その後に
ヒジキをさっと茹でます。

使い終わったお湯もそのまま排水溝に流さず、
桶などを活用して、洗い物に使うように
しましょう。


さらに長ねぎを使ったメニューです。
春巻きの皮を4等分します。
それに巻けるくらい、長ねぎの白い部分を
切ります。
青い部分はみじん切りにして、ごま油で炒め、
それにマヨネーズと味噌を合わせておきます。
これだけでもおにぎりに入れたら美味しそう。

白いねぎに味噌マヨねぎを乗せて、皮で巻きます。


巻き終わりは水をつけて、しっかり止めます。
表面にはさっとごま油を塗ります。


ガスコンロのグリルで上下弱火で焼くこと6分。
グリル用のプレートはあるととっても便利です。
オーブントースターでもできますね。


おから小豆クッキーが焼きあがりました。
小豆缶が甘さを利用しただけ。
お手製の煮小豆なら、もっとヘルシーですよね。


こちらはスティック状に切りましたが、
粉と違っておからなので、もろく
割れてしまうので、
上の様にブロック状に切った方がよいです。


タマネギ、エリンギ、牛肉を強火で炒めます。



使うのは、市販の”デミグラスソース缶”
それにトマトジュース、ケチャップ、ウスターソース


ここでのエコ・ポイントは使う分量の水を
軽量カップからそのままフライパンにいれるのでは
なく、空いたデミグラス缶やトマトジュース缶に
一度入れてから使います。
缶に残っているものも使えるし、ゆすぐことにも
なるし、この簡単な行動がエコに繋がっています。


鍋の中でねぎを炒めた後、水とブイヨン、
かぶを入れて、かぶがやわらかくなったら
出来上がり。


みんな揃って「いただきまーす!」


簡単ですが、とっても美味しいハッシュドビーフです。
いつも購入している近所のお肉屋さんが
「いいことろ入れておきましたよ」とサービス
してくれたのもありますねー。
お肉屋さんだと必要な分量で、お好みで切って
くれますよ。


画像がこれしかなかったのですが、
ほうれん草とひじきのサラダ
白ゴマをかけてもいいですね。
ひじき、って煮物にしか使ったことがないから、
これだと簡単に食べられる、との感想をいただきました。


バターの風味とコク、そしてかぶがほっこりして
とっても温まります。
家で多く作ったときに、翌日絹ごし豆腐をいれましたが、
これも美味しかったですよ!

”エコ・クッキング”なんだか難しそう…
なんかめんどくさそう…
って思ってた人も、ちょっと話を聞いて、実際調理をやって
みただけでも、簡単にできることなんだ、とわかって
いただいたと思います。
環境にやさいいだけでなく、料理の効率があがり、
節約上手になって、それでおいしく仕上げることが
できたらどんどん楽しくなっていきますよね!