こども料理教室

≪メニュー≫
◎青大豆ごはん
◎とうふハンバーグ
◎野菜と豆のたっぷりスープ
◎まめアイス


今回の献立がまめまめづくし!
左から、青大豆⇒白インゲン豆ひよこ豆 を使います。
なかなか乾燥した豆を使って料理をする機会がありませんが、
だいたい一晩浸しておくだけで料理に使えます。

青大豆  黄な粉になります。
 大豆よりも油分が少なく、糖分が多いので、炊いた直後は甘さが引き立ちます。

白いんげん  甘納豆や白あんとして和菓子に用いられることが多いです。
 食物繊維が豊富

ひよこ豆  ひよこの頭の形に似ているのでひよこ豆スペイン語の”ガルバンゾ”ともよばれています。
 ヨーロッパ、アフリカの地中海沿岸地帯、中東諸国、インドなど南西アジア諸国でよく食べられています。
 日本では気候的に栽培に適さないので、近年まで国内では食されない存在であったが、
 エスニック料理のブームなどで輸入されるようになり、水煮缶なども手に入るようになりました。
 

こどもたちに切ってもらう野菜とウインナー


たまねぎは氷水に浸しておきました。
たまねぎは切ることで細胞が破壊され、刺激臭と辛みをもつ硫黄化合物”硫化アリル”が
発生します。この”硫化アリル”が目や鼻を刺激し、涙が出てしまいます。
涙を抑えるには、切る前に
・たまねぎをよく冷やしておく
・包丁やたまねぎの切り口を水で濡らしておく
そして、よく切れる包丁で細かく切ることで対処できます。

切りながら辛そうな子はいませんでしたよ。
着る前に冷蔵庫にいれておいても効果はあるそうです。


豆腐ハンバーグ材料
・よく水を切った木綿豆腐
・ひき肉
・コーン
・パン粉
・片栗粉
・砂糖
・鶏がらスープの素
・しおこしょう


7組のおやこが参加してくれました。
兄弟姉妹も一緒に賑やかに始まりました♪
小さい妹&弟ちゃんたちも張り切っていました!


先生は黒保根町の山の中で自然農法で野菜を作っている桜井さん。
青大豆は桜井さんの畑 ”和や”産です。


どんどん果敢に切っていく4歳ちゃん。
見てる方がハラハラしますが、本人はどんどん切りたくてしかたありません。


ミックスベジタブルのように小さいブロック状に丁寧に切る7歳さん。


みんな、真剣に集中して切ってくれました。


豆腐ハンバーグの具を両手で混ぜ合わせます。
具が全部混ざるように、こねていきます。


食べやすい大きさに形を整えます。


熱したフライパンに油を入れてハンバーグを焼きます。
片面が色づいたら、ひっくり返して、ふたをして中までよく火を通します。


様子を見ながら、焦げ付きそうなら水を入れます。
焼けたらお皿に取って、ケチャップとウスターソースを煮詰めてソースをつくります。


ゆでて凍らせたしろいんげん豆と市販のバニラアイスをフードプロセッサー
で混ぜ合わせて、バットなどに入れて冷凍庫で冷やします。


”和や”産の切干にんじん&だいこんを水でもどして、ぎゅーっとしぼります。


シーチキン缶とマヨネーズ、しおこしょうを混ぜるだけで、おいしいサラダができあがり。
太めなので、歯ごたえもあってやみつきになっちゃいますよ。


みんなが切った野菜たっぷりのスープができあがりました。
ゆでたひよこ豆もたっぷりいれます。
コンソメと塩コショウで味をつけます。


水煮の青大豆と米を一緒に炊きます。
ガスの炎で豆もホクホクに炊き上がりますよ。


盛り付けも積極的にこどもたちがやってくれました。


みんなで楽しくいただきました。
スープ、ご飯はたくさんおかわりしてくれました。


アイスクリームも食べて、お腹もいっぱいになったら、自分の食器は自分で洗ってもらいます。


これからおうちでもたくさんお手伝いができますね、、


7歳さん、ラジオの取材にも元気にこたえてくれました。


豆腐ハンバーグはふわふわなめらかでさっぱりしていますが、ソースがアクセントに
なっています。
スープ用の野菜が多すぎたので蒸し炒めにしました。
ひよこ豆もたっぷりだったのでお腹もいっぱいになりました。

白いんげん豆アイスはナッツのような感触になります。

野菜ともお肉との相性がよい豆、とってもいい役割になりますね。
これからはもっと豆を活用して献立に登場させよう、と思いました。