桜井さんの野菜塾
テーマ:白菜丸ごと1個使い切る!!!
☆☆メニュー☆☆
◎白菜の白みそ炒め
◎白菜のお吸い物
◎白菜とりんごのサラダ
◎にんじんご飯
<おまけ>
◎ごまスノーボール
桜井さんが栽培したゴマを炒っておきます。 弱火でよく振りながら焦がさないように。
聖護院大根とにんじん
しっかりしていて、栄養、甘さがギュッと詰まっているかんじです。
今日の主役! まさに旬の白菜。
95%水分で、栄養が豊富!という野菜ではありませんが、ビタミンCやカリウムを含んでいて、
免疫力をアップしてくれます。
クセがないので、どんな調理にも合い、低カロリーなのでたくさん食べられる健康野菜です。
おまけのゴマ入りスノーボール
薄力粉、アーモンドパウダー、粉砂糖、バターを混ぜて、ひとつの
ボウルでできちゃいます。
スノーボールってもっと難しいと思っていたのでビックリ!
にんじんはよく洗って、皮付きのまますりおろします。
白米を炊くときに入れるだけ。
指先でバターをすりつぶすように混ぜて生地をひとまとめにします。
ガスオーブン 150℃ 数によりますが20分くらい焼きます。
焼きが足りなかったら、天板の天地(一段目・二段目)、向きを変えてから
追加で焼いてください。
こちらもおまけメニューで、ふろふき聖護院大根
小さ目に切った大根を昆布で煮るだけ。
京都の伝統野菜に指定されている聖護院大根は、肉質がとても柔らかいのに煮くずれしないのが特徴で、
辛味や大根臭さもが少なく、甘みがあり、田楽や煮物、風呂吹き大根など煮て美味しい大根です。
白菜の外葉は、固く歯ごたえもあり、しっかりしているので、炒めものに。
3㎝幅にざく切りにします。
中側は柔らかい葉です。 たっぷりのお湯で煮て、煮汁ごといただきます。
1㎝幅に切って茹でます。
中心の葉はまだ若く、成長が始まったばかりです。
みずみずしいうちに、生でいただきます。
繊維にそった”縦切り”と繊維を切る”横切り”で食感、味を比べてみます。
”縦切り”が初めてのママが多く、切り方でこんなに変わるのか、と
ビックリしていました。
炊飯専用鍋を使ってにんじんごはんを炊きました。
すりおろしたにんじんとゴマを入れただけ。
おにぎりにする時は塩やコンソメなどで味をつけるとよいですね。
白菜の軸も捨てずに使い、ネギ、しいたけ、外葉を入れて炒めます。
しんなりしてきたら、水を入れ、塩、みりん、味噌も加えて炒めていくと、
白菜からの水分がスープになり炒め煮になります。
最後にしょうゆ、ごま油で味を調えます。
白みそが甘さもあるので適していますが、家にある味噌でもできますよ。
砂糖やみりんなどで味を調整して、あまり塩分が多くなりすぎないようにしましょう。
細切りした中心の葉と薄切りのりんごをあわせておいた「ヨーグルトマヨネーズ」ソースと
混ぜ合わせるだけ。
クセがないので、いろんな味にも合うんですね。
ちょっと時間が経ってしまって、そのまま食べると美味しくないりんごがあったら
サラダにしちゃいましょう。
大人用にはこしょうや薬味を加えると味にインパクトがでます。
お吸い物のおわんにとろろ昆布、刻んだネギ、しょうゆを入れておき、
そこに茹でた白菜とゆで汁を注ぎます。
家にある、塩昆布、鰹節などでもだしになりますね。
スノーボールも焼けました。 冷ましてから、粉砂糖を全体にまぶします。
「にんじんを最近食べなくなった1歳の子も、にんじんご飯をたくさん食べてくれました。」
すりおろしてご飯にいれるだけで、クセもないし、色合いもとってもきれいです。
「お吸い物は、とっても優しい味で、物足りなさもなく、こどもに飲ませてあげたい」
簡単なので、忙しいときの汁物にいいですよね。
「サラダにするのは新しい発見! 使い分けをすること、とても勉強になりました。」
みなさん、レパートリーが増えた、と喜んでいました。
白菜の炒め煮には最後にゆずの皮を刻んでのせました。
見栄えも味もさらにアップ!
聖護院大根の葉っぱも塩もみして添えました。
なるべく捨てずに全部使い切りたいですね。
これで、「白菜=鍋」から卒業ですね!
場所によっていろいろ使い分けてみて、あとはいろんな具や味で試してみても
失敗しないはず!
まるごと白菜、自信をもって使い切って、旬の野菜からたっぷり栄養をもらいましょう。