「色育(いろいく)」体験ぬりえ講座

”あひるのこ”にゆうちゃん(2歳)と来ているママさんであり、
色育アドバイザーの鈴木かおりさんによる「色育ぬりえ体験会」が行われました。

「色育」 まだあまりなじみのないワードですよね。
私も初めて聞きました。

〜「色育」って〜
☆集中力
☆想像力        
☆コミュニケーション力

人間力
大人もこどもも生きていく上で大切なちからを色を通して育む

”日本色育推進会”では色育オリジナルの教材を使って、
楽しみながら、親子、夫婦、兄弟、友達とのコミュニケーションを
はかります。
子供を育てていくのは大人なので、大人にこそ是非やってもらいたいものです。
赤ちゃんが色を認識し出すのは、生後6〜7ヶ月だそうです。
その頃から絵本や身の回りのもの色を「語りかけ」してあげると、
色に対する抵抗力がなくなり、想像力を育むことができます。

鈴木さんは、独身の頃に「カラーセラピスト」の資格をお仕事にも
活用されていました。
ご自身が色に癒された経験があるので、
「色育」を通して、おかあさんやお子さんを癒せたら、と
「色育」のアドバイザーとして活動し始めました。

カラーセラピー」と「色育」の違いは
【色で分析しない】ことです。

”あひるのこ”で行われた、ぬりえ体験会では、
オリジナルキャラクターの『ぎゅっとくん』のカラーダイアリーに
色を塗ります。
まだ2歳未満のお子さんばかりだったので、
ママが色を塗りながらお話したり、
色鉛筆が持てる子は思い思いに塗ってみたり、
色だけこどもに選んでもらったり、思い思いに色遊びをしてもらいます。
こうしなくてはいけないといったルールなどはありません。

黄色を選んだ時は、「〇〇ちゃんの大好きなバナナの色だね〜」
など声掛けをしながら、ぬりえを楽しみます。
何色で塗らないといけないとかは問題ではなく、
色を”クッション”、または”ハンバーグのつなぎ”のような役割として
会話をしてもらうこと、が狙いです。
こどもたちはおかあさんの言葉で覚えたり、表現を蓄積し、
経験として残していきます。
色には無限の可能性があり、人によって見方も違います。
会話が広がることによって親子のコミュニケーションも
高まります。

色を塗ることや、それにメッセージを添えることで、
親子や夫婦の愛情を再発見、再確認することができます。
実際、鈴木さんもお仕事で忙しいご主人とぬりえをすることで、
「この人でよかったなあ〜」と改めて思えた、
と素敵なおのろけ話も聞けました♪

ぬりえやお絵かきの時に、「なんでこの色でぬるの?」
とか「もっと他の色も使ってみれば」など
ついつい口を出してしまうのですが、全くのお門違いなんですね。
褒める。認める。ことが大切です。
そうすることで自信につながっていきます。

会話ができる年齢になったら、「どうしてその色を使ったの?」と
聞いてみます。 その答えに対しても「そうなんだね」とまずは
受け止めてあげます。親が自分の気持ちを聞いて、受け止めてくれると
こどもは嬉しい気持ちになります。
嫌なこと、思い通りにいかない事があっても、なかなか言えない時も
あります。 そんなときにぬりえを通して、気分をほぐして口に出す
きっかけを作ることもできます。

鈴木さんは、普段から、ものの色を意識して語りかけたり、
クレヨンで「今日のおかあちゃんはどれだ」と
聞いたり、選んだ色で「ワクワクだねえ〜」と答えたり
しているそうです。

食卓にもなるべく「赤色・黄色・緑色」のものを出すように
していて、にんじんの色、ほうれん草の色、などお話していると
聞いて、なるほどなあ〜と思いました。

日々の家事、育児でお忙しいのに、「色育」を広めるために
活動していこうと一念発起するママは本当に素敵だと思います。
ちょうど自分のお子さんと実践できるのもよいですね。

”あひるのこ”では来月も「色育ぬりえ体験会」が行われます。
予約不要なので、ぜひお気軽に参加してみてください。

もう少し大きいお子さん対象の体験会も今後予定されています。
詳しくは鈴木さんのWebをご覧くださいね。


↓【おかあさんのカラーブログ】
http://ameblo.jp/youhaha-color/

↓【日本色育推進会web】
http://www.iroiku.com/