こども料理教室

6月23日(日) あひるのこ”こども料理教室”
7組の親子に参加していただきました。
今回のメインの先生はまほさん、サブで和やの桜井さんが
入ってくれました。

<メニュー>
◎青大豆ごはん
◎野菜たっぷりのスープ
◎ポテトサラダ
◎アスパラの巻き巻きパイ
◎なすのゼリー


ポテトサラダ用のじゃがいも、にんじんを蒸し土鍋(大)
で蒸しました。一度にたくさん入ります。
土鍋で蒸すとふっくらおいしく仕上がります。


初めて参加してくれたおにいちゃん。
包丁を使うのも初めてでしたが、
上手に使えてて、ママがビックリしていました。
顔つきが真剣でかっこよかったよ!


姉妹で参加してくれた、3人姉妹の長女ちゃんは
マイ包丁持参で、慣れた手つきで安心できます。
頼もしいですね。


なすの皮はピーラーで剥きました。
使い方のコツをつかめば上手く扱えます。


次女ちゃんも、お姉ちゃんに刺激され、
頑張っていました。


こちらも姉妹のお姉ちゃんはしっかり者で
頑張ってくれました。 


包丁を使っている子は、薄く切ることもできます。


市販のパイ生地を細長く切って、アスパラ、
長いウインナーに巻いていきます。



パイ生地は事前にフォークで穴を開け、細長く切っておいて、
使う直前まで冷蔵庫で冷やしておきます。
温かくなると手にくっついてしまって扱いづらく
なってしまいます。


ふかしたじゃがいもの皮を温かいうちにむきます。
ボウルに入れてマッシャーなどでつぶします。


切ってもらった、きゅうり、にんじん、
たまねぎはまた薄切りは難しいので、一度
さっと茹でました。


大根、にんじん、なす、ズッキーニ、たまねぎ、キャベツが
たっぷり入った野菜スープ
固形コンソメだけ入れました。


むいたなすの皮に水、砂糖を入れて沸騰したら、
弱火で10分くらい煮ます。


黒っぽくなる液にレモン汁やお酢を入れると、
パッと明るい紫色になります。
なすの紫色を作っているのは「アントシアン」と
呼ばれる色素の仲間で水によく溶け込みます。
アントシアン系色素は、水が酸性になると赤、
中性で紫、アルカリ性で青紫というように色が変わる性質を
持っています。そして、水に溶けやすい色素であるため、
酢のように水に溶けていて酸性になる相手と
すぐに反応してしまうので色が変わります。
理科の実験を思い出しますね。


こんなにいい色になりました。
なすの実の部分も一緒に煮て、ゼラチンを煮溶かして、
バットに流して冷やして固めます。

実は、まほさんが当日より1週間くらい前に、
レシピを言わずに味見で作ってきてくれたのを
いただいたのですが、食べてみて、グレープジュースの
ゼリーかと思いました。
庶民的な野菜で、色がヒント、と言われ、
ようやく、なすとわかりましたが、言われなければ
わからないですね。


こんな感じで巻きます。
アスパラは最後に溶いた卵黄を塗って、上から粉チーズを
かけます。


ソーセージは味がついているので、
特になにも乗せずそのまま。


200℃のガスオーブンで約20分焼いて
できあがり!  
見栄えもいいので、子供が集まるパーティに
出したら喜びますね!
トースターやグリルでも焼けます。


一晩水につけた”青大豆”と白米を一緒に炊きます。
去年の11月に桜井さんが収穫した青大豆です。
業務用涼厨シリーズ 2升釜なら
1升もたったの30分で炊けます!


自分達が食べる分だけ、おにぎりにしてもらおうと
思っていましたが、いざ始めると、どんどんどんどん
握りたくなって、結局こどもた達だけで1升分の
おにぎりを握ってくれました!
今日はラップを使わず、素手で水をつけながら
握りましたが、みんな上手にできましたね。


自ら「いただきます」号令係を引き受けてくれました。
皆の前に立ったら、やっぱり恥ずかしくなっちゃったけど、
上手に号令をかけてくれました。


≪ママの感想≫
・家では見切れないからお手伝いをさせていないが、
 思ったよりもたくだんできることがあって嬉しかった
・「楽しい」と言いながら取り組んでいた
 とてもいい顔をしていた


・包丁の使い方、手つきが慣れていた
 本人がすごく楽しそうだった
・家ではゆっくり作っている余裕はないので
 のびのびとできてよかった
・こども主体でできるので積極的に参加していた
 「料理をしたい」という意欲も出てくる


巻き巻きパイはボリュームもあり、とても好評でした。
ポテトサラダは優しい味でした。
にんじんは皮付きのまま使いました。

スープはたくさんの甘い野菜を食べられました。
今が旬のズッキーニは煮る、炒める、焼く、何にでもあう食材です。 


まさかなすの皮の色で、なすの実が入っているゼリーとは
思えません。 苦みもなく、砂糖の甘さ、レモンのすっぱさ
でキレイで美味しいデザートに仕上がります。


みんなで楽しく食事の後は、自分が使った食器を
洗いました。
ママは心配顔ですが、本人達は淡々とこなす、
といったかんじです。

家では見られない勇姿を見ることができるのも
「こども料理教室」の魅力です。
親の影響力はもちろんですが、”ひとりで生きていく力”
を自然と身につけていくのだなあ〜 と感心しますね。

また成長したあひる卒業生に会うのを楽しみにしています♪