正和先生のお料理・栄養学ポイント

今まで正和先生のお料理教室で教わったことを
まとめてみました♪
とってもためになりますよ。
ぜひ実行してみてくださいねー。

◎こんにゃくのアク抜き
こんにゃくは消石灰水酸化カルシウム)を加えて作ります。
その消石灰の臭いとアクが残っているので、アク抜きをしてから
使います。
塩をふってよくもみ、水洗いする
→アクが水と一緒に出て、ヌルヌル感ガ取れ、
こしを残したまま柔らかくなる

◎たまごの割り方
まず、特に小さいお子さんが食べるときはたまごはよく洗う。
細菌、サルモネラ菌などが残っていることがあります。
よく角などを使いがちですが、これは間違い。
固い平面に一瞬力を入れて打ち付ける。

◎包丁を手軽に研ぐ
特に専用の器具はいりません。
普段使っているお茶碗の裏(底)でシャッツシャッツと
5〜10回くらい研ぐだけで切れやすくなります。
初めて聞いたときは、ほんと?と疑ってしまいましたが、
これがおもしろいくらい簡単に研げるし、よく切れるように
なるんですよ!

◎かぼちゃの切り方
硬いかぼちゃほどおいしいといいます。
上記の方法で包丁をまず研いでから、切ってみましょう!
まず、オシリの方(下)を少し切って平らにして、
まな板に置いたときに滑らないようにします。
へたを包丁の先でくりぬいて取ります。
そして、包丁を横にまっすぐ、には入れず、
真ん中から左右一方向へぐっといれ、てこの原理を
つかって、ぐっぐっつと両手で押していきます。
→一度コツを掴んだら、どんなに大きくて硬いかぼちゃも
怖くないですよ!

◎ポテトサラダの隠し味
4人分目安で、ラッキョウを4つほど摩りおろす。
甘さと酸味が増して美味しくなりますよ♪

◎夏を元気に過ごすためのメニュー

≪豚肉の八幡巻き≫
ごぼうは身体をあたため、豊富に持つ食物繊維が腸の運動を
活発にし、便秘を改善し大腸がんを予防します。
豚肉はでんぷんがエネルギーになるために必要なビタミンを
たくさん含み疲労感をなくし、血や肉を新しくします。

≪新しょうがの炊き込みご飯≫
しょうがは発汗、健胃、解毒、消臭、食欲増進、
冷えの解消など万能の働きがあります。

◎牛乳からカテッジチーズを作ってレアチーズケーキに
牛乳を熱して、レモン(酢)を加え、大きく揺らして、
固まってきたら(水分が澄んでくる)
火を止めて5分ほど置いて、布で濾します。
軽く絞ってボールにいれ、砂糖を加えて滑らかになるまで
よく混ぜます。

◎炊き込みご飯
春:白いご飯 塩を使う
秋:茶色いご飯 しょうゆを使う

炊き込む具は混ぜないで、火が通りにくい具から
お米の上に順番に乗せ、炊き上がった後に混ぜる。

◎さつまいものアク抜き
さつまいもはビタミンや食物繊維が豊富で栄養満点。
ただし、アクが強いので、しっかりアクを抜かないと
切り口などが黒く変色し、味だけではなく、見た目も
悪くなってしまいます。
→切ったらすぐ酢水にさらします。
酢の成分が変色を防いでくれます。
レモン汁でもOK!

◎きゅうりを生で食べるときは
まあ、きゅうりは生で食べるのがほとんどですよね。
切るか、皮をむくか、じゃないの???
私もずっとそう思っていました。
→切る前に湯通しします。
きゅうりに多く含まれるビタミンCを壊す、
アスコルビナーゼ”という酵素が、加熱することに
よって作用がなくなるので、栄養を壊すことなく
食べることができるんです。
そしてきゅうり本来の色も鮮やかになります。
夏はほとんど毎日きゅうりを食べていましたが、
どうせ食べるならビタミンCをたくさん摂ったほうが
いいので、湯通しは必ずやっています。

◎おいしいローストチキン
油をひかず、冷たいフライパンに、←ここ重要!
塩コショウした鶏もも肉を皮を下にして置き、火をつけます。
焼き色がついたら裏返して、しっかり焼きます。
この時、フタをしましょう。
出てくる油はキッチンペーパーなどで取ります。
このひと手間がポイント。
余分な油はしっかり取って、鶏肉の良質な脂やコラーゲン
だけを食べればとってもベルシー。

◎使い終わった後のティッシュサランラップを捨てない

正和先生はよく「私はとってもケチなんです」とおっしゃいますが、
先生がおっしゃると、ケチ、ってステキ☆と本当に思えます。
ケチ、ではなく、エコ、ですね。
使ったキッチンペーパーやティッシュ、食材が入っていた
ビニール袋やサランラップはそのまま捨てるのではなく、
使った後のボウルやお皿の油汚れ、排水溝をふき取ったり
してから捨てます。
これも”エコ・クッキング”のひとつですね。

◎巻き(押し)寿司を切るとき
包丁を切れやすい状態にした上で、
包丁に酢水をキッチンペーパーにつけてから切る。
一回ずつつけて、ご飯のねばねばを取ってから切る。
→切りやすく、切り口もとってもキレイです。