暮らしの手帖 〜省エネ生活100のコツ〜


”喫茶ガス灯”お客様用に購読している『暮らしの手帖』
お昼休みにパラパラ読んで(見て)います。

たくさん婦人雑誌はありますが、『暮らしの手帖』が一番
ホッと落ち着けるのは、ボリュームはあるけど、スッキリして、
広告もほとんどないからだと思います。
そして、古き良き時代から伝えられてきた、普遍的なこと、
無駄のないこと、流行にとらわれずにシンプルなことが書かれていて、
スーっと身体の中に入っていくんですよね。

『暮らしの手帖』は歴史がある生活誌です。
現在は暮らしの手帖社となっていますが、全身の衣装研究社は戦後間もない
昭和21年に創業されました。
物のない時代にでもおしゃれに美しく暮らしたいと思う女性への
服飾の提案雑誌『スタイルブック』からのスタートでした。
その後、健康を支える「食」と家庭を守る「住」を取り入れるように
なりました。

『暮らしの手帖』の特筆すべき点として、消費者立場に立った実証主義テスト
があります。
経済成長とともに、たくさんのものが出回っている今日、どれが本当に
役に立つのか、また本当に良いものをメーカーに製造してもらうために
商品テストを行っており、評価され、多くの読者の支持を得ています。



特集のひとつに「○○の100のコツ」というものがありますが、
今月は「省エネ生活100のコツ」です。

「エネルギーの節約で大切なこと。
それは、時間、温度、明るさ、そして効率を気にかけること。
無理やがまんではなく、ムダをなくす。」


省エネ生活を長く続けるコツ100項目が
電気、ガス、水道に分かれています。

ガス部分はガスコンロを使う時のこと、
ガス給湯器のことが描かれています。
例えば、
◎ガスの炎が鍋底からはみ出さないようにしましょう
◎落しぶたを活用しましょう
◎やかん、鍋にフタをすることを意識しましょう

これらはすべて「エコ・クッキング」ですね。

◎シャワーの時間を短くするのは、節水だけではなく、
ガスの節約にもなります。
◎家族で協力して、お風呂に入る間隔を短くしましょう。
◎これまでのガス給湯器では捨てていた排気中の熱を利用する
ガス給湯器”エコジョーズ”を導入するのも、ガスの省エネに
有効な方法です。従来の給湯器よりも熱効率が約15%高くなる
ことで、ガス消費量が約13%抑えられます。

年間の家庭のエネルギー消費の約3割が給湯です。
ガスも水道も限りある資源です。
自分さえよければいい、では地球上の資源は尽き、
ゴミだらけになってしまいますよね。
普段の生活で無理はせず、自然に省エネできるよう、
ガス業界も日々努力しています!