正和先生のお料理教室


2011年11月11日(ゾロ目の日!)に
正和先生のお料理教室を行いました。
今回は子供が2歳前後になったママ達が久しぶりに
参加してくれました。

☆☆メニュー☆☆
◎秋の炊き込みごはん
◎柿と大根のごま酢あえ
◎大学芋
◎にんじんぜりーアップルソース


正和先生は手軽でおいしい料理のレシピはもちろん、
食物のこと、栄養の話などをわかりやすく話して
下さるのでとってもためになるのです。

栽培きのこは無菌状態なのでほとんど汚れていません。
きのこ類を水で洗うと風味がせっかくの風味が落ちて
しまうので、ペーパーなどでかるくはらう程度にします。

山の自然栽培のきのこはよく汚れを落とす必要があります。
かたい石づきの部分は取り、軸は手でさっと裂きます。


さつまいもは皮の黒い部分は切り取って、
回しながら乱切りにします。切ったらすぐ水にさらして、
2、3回水を替え、最後に酢水につけます。
そうすることで、色あせない黄金色の大学芋になります。


にんじんは皮ごと乱切りにして、ひたひたの水で煮て、
軟らかくし、つぶします。ミキサーやマッシャーがあれば
電子レンジで軟らかくすれば楽ですね。


秋の炊き込みご飯にすりおろしたにんじんを入れます。
こちらも皮ごと。
にんじんのの色はカロテンですが、表皮の下に特に多く
含まれています。なのでできるだけ剥かずに調理したいですね。
そもそもスーパーなどで売られているにんじんは、すでにきれいに
洗われて薄皮やヒゲ根はすでに処理されてます。


鶏もも肉に塩コショウをして、冷たいフライパンに
皮を下にして張り付けるように置き、中火にかけて
皮がパリパリになったら火を弱めます。

油をひかず、冷たいフライパンに乗せてから火を
つけることがポイントです。
出てきた油はクッキングペーパーで拭き取ると、
良質なコラーゲンだけ摂取できます。
炊き込むので中までしっかり焼けていなくても大丈夫です。
ローストチキンとして食べる際は、両側をしっかり焼いて、
蓋をして中にもしっかり火を通しましょう。


焼けたら2cm角に切ります。 まな板はかなり油で汚れて
しまうので、使い終わった牛乳パックを敷けば楽ですよ。


柿は(固めがよい)短冊切りにします。
大根も柿に合わせた長さの短冊に切り、塩をして
しんなりしてきたらぎゅっと絞ります。
合わせて、すし酢とすりごまであえます。
すりごまは多めに。 とっても香ばしくなります。

酢を入れたお湯でゆでた菊を加えたら大人向けになります。


正和流は無駄を出さないエコ・クッキングの元祖。
葉っぱの部分は水に浸しておくと、新しい新葉が
出てきてサラダなどに入れて使えます。


大根は皮を気持ち集めに皮をむけば、むいた皮も
きんぴらなどに使えます。


お米の上に、すりおろしたにんじん、焼き鳥、きのこ
を乗せて、コンソメ、調味料をふりかけて炊きます。
炊く前に具は混ぜません。
炊き具合にムラが出てしまいます。一番上のきのこ類は
蒸しただけでも食べられるので、ふた替わりにして、
中のお米、お肉をしっかり炊き上げます。


SIセンサーコンロには”炊飯機能”がついているので、
専用炊飯鍋で炊き込みご飯も3合で約30分でできちゃいます!
火加減もなし、時間を計らなくてもいいんですよ!


今回の一番の習得は、揚げなくてもいい大学芋です。
これは本当に目からウロコ!ビックリです!
揚げる大学芋が必要ないじゃん、って思っちゃいます。
ヘルシーだし、時間も手間も半分以下、3分の1くらいかなあ。


水分をしっかり切ったいもをフライパンに並べ、
上から砂糖、サラダ油の順にふりかけます。
フライパンをしてから中火にかけます。

あら!不思議!砂糖と油がうまくからまって、ちゃんと
飴になっています。 しかもキレイな色!


今回も手際よく、時間配分もよく仕上がりました。


ご飯の上にゆずの皮のせると、秋らしさがupしますね!


すりおろしたにんじん、オレンジジュースだけをゼラチンで
固めたゼリーの上に、薄切りのりんごを砂糖、レモン汁を入れて煮て
冷やしたソースをかけます。

ソースだけでもとってもおいしいですよ!
にんじんの皮や実の口ざわりが残った感じが
手作りぽくっていいのです。


途中で寝てしまった赤ちゃん。 
床暖の入った畳の上ですやすや〜


小さなこども達も、柿と大根のごま酢あえをたくさん
食べていましたよ。
柿をフルーツとしてじゃなく、こういう風に食べられるんだ、
とみんな感心していました。
甘すぎず、すっぱすぎず、ちょうどいい甘さ、すっぱさ、塩加減で、
お箸がすすみます。


章子さんもさっそく全部家で作ってみたそうです。
私もこの夏は前回のメニューのしょうがの炊き込みごはんで
過ごしてきたので、これからは秋の炊き込みごはんに大学芋で
いきたいと思います!