正和先生のお料理教室

年に3回予定している正和先生のお料理教室。
前回はまだまだ残暑厳しい中、さっぱりと五目うどんを作りました。

それから3ヶ月、あっという間でしたが、年末も迫り
寒さも一気に厳しくなってきました。


今回の冬メニューは手作りきりたんぽ鍋です。
全員が手作りきりたんぽ初、です。


鶏ガラからだしを取ります。鶏ガラはスーパーや肉屋さんで
安く売っていますよ。
まず水洗いをして汚れや血を取り除き、熱湯に入れます。
そこで汚れをあらい、お鍋のお湯を取り替えます。
長ネギの青い部分を入れて煮立てます。 にんじんやたまねぎを
まるごと入れてもいいですね。


煮立ったらあくを取りながら澄んだスープになるまでゆっくり煮出します。
鶏の旨みが漂ってきます。
これはおいしいに違いない!


炊飯専用鍋で炊いておいた白米を”半殺し”にします。
米粒が半分くらいになるまですりつぶすんですね。
お料理用語ですよ。
もち米半殺し、あんをを半殺し、とかで使うようです。


小さなおこちゃまにも遊びの感覚でお手伝いを。
トントンしてみて〜


「半殺しってこんなもん???」

半殺しにしたら、丸い割り箸にアイスキャンディーのように
付けて形を整えます。
「ママなにやってるの?」 赤ちゃんも興味深々。
ママ達が調理中は、のりこさんとボランティアさん2〜4名に
きていただいて、赤ちゃんを見てもらっています。


「こんなかんじでいいのかなあ〜」

左のまこちゃんママは米粉のシフォンケーキを混ぜ混ぜしています。


形ができあがったきりたんぽをフライパンで弱火で
コロコロ、焼き色をつけます。


ショールームのガスコンロがリニューアルしました!
音声案内付き、パネルにはモニターが付いていて何をしているか
わかるように表示が出ます。
しかも、左右両側強火力なんです!


シフォンケーキでは卵白4つ分と卵黄3つ分を使います。
したがって、卵黄が1つ余ってしまいます。

そこでたまごボーロを作りました。
右端の手に持っている黄色くて小さいものは、黄身と白身を分離させるすぐれもの!
100均で売っているそうです! 知らなかった〜


卵黄をグラニュー糖をしっかり練り混ぜて、
片栗粉を少しずつ加えながらしっかり練ります。
10分以上ラップに包んで寝かせて、1cmのおだんごに丸めます。


200度のガスオーブンで8分焼きます。


材料は卵黄・グラニュー糖・片栗粉の3つだけ!
混ぜてまるめて焼くだけで、ピュアなたまごボーロ
できあがり!
たまごボーロは赤ちゃんにとってはじめての甘いお菓子ですよね。
初めての時に手作りのものを食べさせたかったな、と
今更後悔してしまいました。
やっぱり売っているものとは全然違います。


シフォンケーキの”シフォン”とは絹織物のことです。
それくらい軽い、というスポンジです。
バターを使わず、サラダオイルを使うんですね。


いわゆる”シフォン型”に入れたら180度のガスオーブンで
35分焼きます。


シフォン型がなくてもいいんです。
四角いバージョンも焼きあがりました。
表面がつやっつやですね!


粉さとうでデコ。
先生が紙ナプキンを切った♡でアレンジしています。


♡ダブル♡ クリスマスケーキについてくる
もみの木の葉っぱをつかってもいいかも。

「はーい、全部できあがりました〜」 パチパチパチ〜♪


鶏ガラスープは塩、酒で味を整え、具を入れていきます。
ごぼうも皮ごとささがきにしてたっぷりと。
いいだしが出ます。
大根、ニンジン、まいたけ、さといも、ねぎなど。
白菜、しらたきなどなんでも合いますよね。

焼いたきりたんぽは食べやすい大きさに斜めに切って
お鍋に入れます。
半殺しにしてしっかり団子状にして焼いてあるので
煮崩れたりしませんよ。


小さい子用には水を入れて冷ましました。
熱々なのでなかなか冷めませんからね。


みんなでもりもり、楽しく食べました♪

やっぱり、鶏ガラからとったスープはまろやかで
味に深みがあってとってもおいしいです♪


小麦粉のシフォンよりも弾力があって、やっぱりお米の味もしますね。
たまごボーロもとってもやさしい味です。
ぜひ子供に作って食べさせてあげたいママスイーツです♪

また次回の教室をお楽しみに♪
レシピ欲しい方は事務所にお声かけてくださいね。