大人の遠足♪ 鳴神山編


5月17日(水) 雨のち曇り
出発間際までかなり悩み、迷いましたが、決行!
”ガスハピ♪登山部”3名、Let’s Go 鳴神山!


梅田3丁目の大滝登山口からスタート!
御岳神社の鳥居が立っています。
駐車場に数台止められます。 この日はすでに”所沢”ナンバーの大型車が
1台停まっていました。


沢のすぐそばをつめながら、けっこう疲れる登りの角度…
雨あがりなので気をつけないと滑っちゃいます。。。


しばらく登ると、大滝が見えてきます。
冬に登った時は気づかなかったので、落ちでなかったのかも…
水量も多く、マイナスイオンをたくさん放出していてステキなスポットでした。
夏場でも涼しいと思います。
姿は見られませんでしたが、木の根元あたりからカエルの鳴き声がたくさん聞こえてきました。
大き目のカエルなかんじ。。。


中間地点
大滝登山口からは約1時間。杉林の中をひたすら登りです。
晴れていれば木漏れ日が気持ちよいですね。


大きな岩から縄が張られています。


カッコソウ保護区が作られていましたが、ここにはまだ?咲いてはいませんでした。
今後の養生地帯なのでしょうか…


だんだん明るくなってきて、「肩の広場」に出ます。
ここから吾妻山方面や、川内方面に繋がっています。


雷神岳信者の鳥居をくぐって頂上へ。
最後はかなり狭くて急な岩場になっています。


山頂の桐生岳(980m)に登頂!!!
鳥居と石碑が4本立て垂れています。
無事に登れたことを感謝し、お参りを。
山頂は狭いですが、ベンチもありゆっくり休めます。
”所沢”ナンバーのご一行様とも一緒になりました。
定期的に山登りを楽しんでいるメンバーでした。


晴れていれば、四方の山々と都内まで眺められますが、全面まっしろ。
かずかに緑の山?がうっすらと見れるかな〜ってところでした。
残念ですが、こんな日もあるってことで。


山頂でお弁当を食べ、食後にはコーヒー豆を小型ミルで挽いて、
バーナーで火を点けて、パーコレーターで沸かしました。 
デザート付。
山でも美味しいコーヒーが飲めます!


お腹もいっぱいになり、別ルートで下山。
登りでは見れなかった、山つつじも咲いていました。


霧で少し先も見れない道で、初めてのコースだったこともあり、
不安で途中引き返しつつもようやくたどり着いた「椚田峠」
山頂から下ること15分くらい。


梅田のコツナギ峠方面へ下ること10分くらいで、カッコソウ保護区が出てきます。
ようやく行けた!!!!!
本来の目的はこれ。 自然のものなので、時期も心配しましたが、
今年は春の終わりに気温が下がったので、開花が遅れたとか。
いつもならもう咲き終わっているくらいだそうです。


可憐でひかえめな花 「カッコソウ」
かつては山一面がピンク紫色で染まっていたとか。


また自生のカッコソウがたくさん咲くようになればいいですね。


帽子の忘れ物?と思ったら、木彫りのお地蔵?!でした。
カッコソウを搾取されるのを見守ってください。


野生のわさびを保護観察していました。
大正〜昭和20年頃までこのあたりにわさび栽培組合もあって栽培していたそうですが、
大手の商社に対抗できず、断念した以後絶滅してしまったそうです。
こんなきれいな沢でわさびが育ったら美味しいでしょうね〜。
わさびも復活を願います!


「ひいらぎ草」 葉っぱがひいらぎの形をしています。
かわいい花でした。


コツナ口ルートも沢ぞいになっていて、とても気持ちのよい森林になっています。
途中小川を渡ったり、変化にも富んでいます。


椚田峠から約1時間でコツナギ登山口に到着します。


コツナギ登山口から下道を10分くらい歩くと、車を停めた大滝登山口に戻れます。
桐生の奥に貴重な「カッコソウ」を見に行った充実感と疲労感と共に帰宅。
満足な大人の遠足♪でした。
次回、また景色のよい日に鳴神リベンジしたいと思います。