正和先生お料理教室


ママと赤ちゃん8組参加で行われました。

≪メニュー≫
◎しょうがご飯
◎魚の焼き浸し
コンソメジュリアン

◎タンサンまんじゅう


正和先生にお会いすると、とっても穏やかな気分になれます。
全てを見習いたい〜って思います。
お忙しいのに、赤ちゃんがいるママさん達の教室だから、とかなりの下準備を
してきてくださる先生には本当に感謝しております。


”タンサンまんじゅう”の生地を作ります。
道の駅などに売っている、素朴な手作りのまんじゅうですが、
群馬や杤木、埼玉など北関東ものなんだとか。
昔はおやつとして家庭でもよく作られていたそうです。
生地に重層(タンサン)を入れるのでタンサンまんじゅう。
粉は地元のうどん粉(中力粉)を使います。
薄力粉と強力粉を混ぜあわせてもOK。
重層には苦味があるので、それを中和させるためにお酢を入れます。


なめらかな皮種ができたら、10等分します。


あんこは約40g、きれいに丸めておきます。


皮を15㎝くらいの円に伸ばして、中にあんを包み込んで、
しっかりと底の部分でとじます。
底にはオーブンペーパーなどをひとつづつ敷きます。


蒸し器には詰め込まず、余裕をもって、まんじゅうを置きます。
きつきつにしてしまったら大変なことになってしまう……


中〜強火で10分蒸します。


ひとまわり以上膨らみました。
スペースに余裕がないと、全部くっついてしまいます。


「わー かわいい!」とママたちから歓声があがりました。
とっても美味しそうですね。
生地は重層の反応で黄色っぽくなります。


新しょうがを詮議地にして、油揚げは細かく5mm角に切ります。
昆布だしと酒、塩を入れて通常の水加減で炊きます。


魚の焼き浸し用、スープ用に野菜をたくさん薄切りに切りました。
焼き浸し用の野菜には酢・さとう・酒・しょうゆ・赤唐辛子の液に漬けこんでおきます。


あらかじめ塩コショウをした生鮭の水分を拭いて、片栗粉を付けてからしっかり焼きます。
量が多いので、オーブンで15分ほど焼きましたが、家ではフライパンやグリルで
焼きます。


焼きあがったたら、つけた野菜の中に入れます。


ちりめんじゃこにサラダオイルをまぶしてキッチンペーパーを敷いた
お皿の上にのせて、電子レンジで1分→まぜる→1分→まぜる→1分、
くらいでカリカリのちりめんじゃこになります。
青のり、青しその千切りと混ぜます。


1升を20分くらいで炊き上げてしまう、ガス業務用炊飯器!
料理教室でも大活躍してくれます。


コンソメジュリアン”は「ジュリアーノの髪の毛」というスープで、
髪の毛のように薄くて線のように野菜を切ります。
野菜の口当たりもよくなり、たっぷり野菜が摂れますね。
コンソメで味付けしますが、ベーコンと野菜のエキスで薄めの味付けでも十分美味しくいただけます。


包丁が切りにくくなったと思ったら、お皿の底に刃をあてて、数回研いだだけで
斬りやすくなります。
包丁研ぎがなくても十分です。 ぜひ試していてみてください。


しょうがと青しその初夏の風味たっぷりの炊き込みご飯はしょうがで、身体の先端の
神経までの血の巡りがよくなって、ポカポカになります。
梅雨の冷えや冷房などで身体が不調になりやすい時期こそ、しょうがを取り入れたいですね。

魚と一緒にこんなに野菜が食べられて嬉しいですよね。
魚のレパートリーが一気に広がりました。
鮭以外に、鯵、鰆、鯖でも作ってみてください。
調理液につけるので、塩漬けしていないものを選びましょう。


魚に野菜たっぷりと理想的なメニューになりました。

お楽しみのタンサンまんじゅうは「美味しい♪」と大評判でした!
参加者の皆さんはもう作ってみたかしら?
中身は高菜やおからなどおかず系のタンサンまんじゅうでもいいですね。
冷凍しておいて、自然解凍するとまた元通り美味しく食べられるそうです。
郷土のものを大切に受け継ぎたいいきたいですね。