水戸正さん お魚おたのしみ教室 3


今回の魚は「イワシ」!
イワシの旬は、春〜夏、夏〜秋、秋〜冬とさまざまで、
獲れる場所によっても違うようですが、
・たくさん取れる時期
・おいしい時期
2つの旬の時期は同じです。
スーパーでも安く売っている、お財布にも優しい魚ですね。

【鮮度がよく、美味しいイワシの見分け方】
・表面がピカピカしている
・お腹が張っている
・頭が小さくて身体が大きい
 どの魚も基本
  脂がのっている証拠


”手開き”はイワシ特有の開き方で、骨が多くて食べずらいイメージの
イワシですが、手開きにすると、小骨もきれいに取れちゃうんです。

先に、頭を落として、横腹に切り目を入れ、はらわたを取ります。
水で洗って、煮魚はこの状態で調理できます。
包丁の動きをなるべく少なく、スッと切ることで、きれいな切り口になります。


親指の腹で中骨を沿わせたまま、一気に指を離さず、頭の方に持っていく
逆にして、しっぽに向かって沿わせてもう1本の骨を取る
・皮ギリギリまで親指を入れる
・指の腹でなぞって一気に浮かせずに添わせる



1人3尾を手開きしてみました。
2尾、3尾めになると、手慣れてスッときれいに開けるようになっていて、
みなさん、感激していました。


イワシは手で簡単に皮も取れますが、皮を取らずに、そのままぶつ切りにして
細かくたたいてミンチ状にし、塩を入れて、粘りが出るまでによく混ぜ、
たまご、生姜、長ネギを入れて、さらによく混ぜます。


手開きにして、身に残っている横骨を切り、キッチンペーパーで水分を拭き取って、
小麦粉を両面にまぶします。


多めの油に熱して、皮目からこんがりするまで焼き、たれをかけます。


たっぷりのお湯に、入れて6分ほど茹でます。
丸める時は、手にサラダ油をつけるとくっつかなくてきれいに丸まります。


つみれはごま油やお塩をつけていただくとさらに美味しいですよ。
手頃なイワシを買って、家で手開きして、お刺身や、かば焼き、つみれを作るって、
なんか、できる自分!ってかんじでいいですよね!
かなり幅が広がりました。

【水戸正さん】
住所:桐生市本町 2-1−10

Tel :0277−22−2263

定休日: (木)

駐車場:3〜4台

新鮮な生魚だけでなく、煮魚、焼き魚、揚げ物などなるべく無添加

作っているお惣菜もその日によって用意してあります。

今が旬のおすすめは、ナメタガレイの切り身です。

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