上毛かるた作品展 

押し花絵  神沢愛子と仲間たち
上毛かるた作品展

4月1日(金)〜 3日(日)
10:00ー17:00
最終日 16:00まで

3月22日(火) fm Kiryu "ランチどきっ!”内の【ガスでハッピーライフ♪】は
今度、ガスプラザ2階で開催される「上毛かるた作品展」について、神沢愛子先生に
お話を伺いました。 
こどもの頃から、はさみを持たせれば1日でもずっと使っていた、というくらい、
器用だったそうです。 押し花との出会いは20年くらい前ですが、出会うべくして、
だったんですね。
今は8か所で教えていらっしゃいます。

上毛かるた44枚を先生と生徒さん全員で作り上げる、と話した時は、
びっくりされて、不安に感じた生徒さんもいましたが、
「これをやります!」と有無を言わせず、公平にくじ引きで担当の絵札を決めました。

でも、札のトレードがあって、結局神沢先生が新島襄以外の人物札をつくることに。
押し花で肖像画を作るって、おもしろいですよね。
よく、版画や切り絵、写真だと思われるそうです。

上毛かるた通りの色、決まったデザインで押し花作品を作る、ということで、
デザインを考えたりしなくてもいい分、色を探す苦労、模範する大変さがあります。
39名の生徒さんが、1枚1〜2ヶ月かけて、29㎝×24㎝(額縁含む)のサイズの
札を作り上げました。
大変だったけど、「作ってよかった」と思ってくれることが先生にとってなによりです。

近くでよく見ると、いろいろなパーツが使ってあって、とても興味深いです。

「ねぎとこんにゃく下仁田名産」の札のねぎは、本物のねぎが押されていますよ。

お花だけではなく、植物全般、なんでも押してみるそうです。
野菜ではなす、ピーマン、ごぼうなど。 きのこ類、特にしめじはとってもかわいくなります。
お花は生徒さんの家の庭に咲いているもので集まるとか。
みなさん、基本はお花が好きなんですよね。
出先でも、落ち葉や草花を探して、拾って帰ったり、とにかく季節でいろいろ集めては、
専用のマットで押して、それを保管しておいて、作品を作る時に、
折り紙のように、色で選んで使います。
お花そのものだけではなくて、パーツとして使うんですね。

生徒さんたちは、はじめは同じものを作ってても、そのうち自分の個性で
作りたいものを作るようになります。
楽しみながら、長く続けてもらえるよう、先生も心がけていらっしゃいます。
押し花によって、日々の生活も豊かになると思います。
なによりも、先生がはつらつとして、お元気でとても素敵です。

神沢せんせいと仲間たちでひとつのものを作り上げた作品、一同に揃い、
見ごたえがあります。

そのほか、押し花の作品も並びます
ぜひ、ご覧下さいね。