桐生ガス料理教室


桐生ガス本社のすぐ近くに、桐生プロパンガスの建物があり、
そこの2階にキッチンを作ったのが16年前で、
それからずっと月1回の料理教室を行っています。

6月・7月・8月コースの第一回の教室に参加させて
もらいました。
今回は「味噌メロンパン」を作ります。
パンって難しいのに、さらに難しそうなメロンパン!
しかも、味噌? 
社員なのにできなかったらどうしよう…と不安でした。


16年間ずっと講師を務めてくださっている、香取先生。
たまにお会いすると、すごいパワーがびしびし伝わってきます。
料理のことはもちろん!他のことでも何でも答えてくれそうな、
とても頼りになる大先生です。
香取先生はリンナイさんの専属の料理の先生として
群馬県内のガス会社のガス展などでガスコンロやコンベックを
アピールしつつ、お料理を実演しているので、あちらこちらに
香取ファンがいらっしゃると思います。


定員は15名様
手も口も!動かしながら賑やかな教室です。
さすがベテラン主婦の皆様。手も口も!てきぱき動きます。
「桐生の生徒さんは時間も守るし、みんなお利口さんよ」
と先生も褒めてくれています。


梅雨入りして小雨が降ったりやんだり、むしむしする日でした。
これくらいの温度と湿度がパン作りはむいているそうで、
生地を作るときはエアコンを切りました。

パン作りはとにかく、材料を正確に計ることが大切です。
きちんと乾かしてきれいなボウルに予め材料を入れておいて、
パパッと混ぜれるように準備しておきます。
バターは予め常温においておき、片手において体温で溶かしながら
手で粉と混ぜ合わせます。
もう一方の手は何かあってもよいように必ず空けておきます。

耳たぶくらいの硬さになったら、乾いている台に出して、
15分たたきます。


頭くらいの高さから、真下に力いっぱい叩きつけて、
生地を手前に回して、拾い集める、という動作を連続します。
生地はひっぱらないで、”まとめて拾う”ことが大切です。
利き足を前に重心をかけて、ちからを込める作業です。

愛情込めて叩きつけられ、しっかりしてきた生地を、
混ぜたボウルにサラダ油を塗って、丸めて入れて、
ビニール袋に入れ、第一発酵させます。
ガスコンベックに38度の低温で40分入れます。


生地を発酵している間にもうひとつのメニュー
「大根のホタテサラダ」を作ります。
唯一の男性参加者さんは定年退職後、自ら台所に入るようになり、
5年目くらい。 フルタイムで勤務している奥様の代わりに
夕食を作るのが日課で、奥様が書いてくれたレシピ通りに
作れるようになったそうです。 ご立派!!!


千切りにして一度塩で揉みこみ、少ししんなりしたら、
水で洗って、しっかり水気を絞り、
マヨネーズ、ほたてほぐし身の缶詰を汁ごと、三温糖を加えて
全体に味が混ざるように合わせたらできあがり!


”味噌衣”を作ります。
バターは必ず無縁バターを使います。塩が入っていると、
南京味噌の甘さを消してしまいます。
材料を「少しづつ」加えていくことがポイントです。
クリーム状に練ったバターに砂糖を2〜3回に分けて少しづつ混ぜ、
南京味噌を加えます。
溶き卵も少しづつ加え、みりん、ゴマを加えます。
薄力粉をふるって加え、サックリと混ぜ合わせます。
絞り袋の先は5mmくらいにカットします。


第一次発酵が終わった生地。 2倍に膨らみます。
発酵するごとに2倍になります。


ボウルから出して”ガス抜き”をします。
生地に穴を開けたり、押したりするのではなく、
下に下ろすだけで”ガス抜き”になるそうです。


転がしながら長方形にして、スケッパーで14等分します。
パン作りで大切なことは、
「生地をちぎらない」こと。
必ずスケッパーでサッと生地を切ります。


それをきれいに丸く手のひらでずらしながらきれいに
形を整えます。 これがなかなか難しい…
つなぎ目が出来てしまったりするんです。
あまりやりすぎると収集がつかなくなります。。。


乾いたタオルをかけて、10分間「ベンチタイム」をとります。
これが第二次発酵です。


たったの10分間なのに、約2倍に膨れました。
アルミホイルケースに、平たくつぶしながら入れて、
味噌衣をメロンパンぽくなるように、デコレーションします。


だんだん口が詰まってしまって硬くなったりしましたが、
まあ焼いてしまうので大丈夫でしょう〜  


もう衣もつけたし、このまま焼きたくなりますが、
まだまだ。 最後に「成型発酵」が必要です。
コンベックに38度で30分
このときに”濡れタオル”をかけます。


その間に先生のお話を聞きながら「大根ホタテサラダ」をいただきます。
”大根×ほたて缶×マヨネーズ”の三位一体の相性は素晴らしい〜!
「こういう食べ方があるんだね」とベテラン主婦も唸っていました。
これからの夏のおつまみにもピッタリです。
大根の青い部分を混ぜても彩りがよくなりますね。


成型発酵後、アルミ型からはみ出るくらいに膨らみました。
これから、ようやく焼き上げます。
コンベック 170度で12分
あ〜待ち遠しい〜


だんだん、焼きまんじゅうをマイルドにしたような
香りがしてきました。
コンベックを開けると〜
ちゃんとメロンパン風味噌パンができあがっていました。
ちゃんとできあがりました!
焼きたてのおいしいことといったら!
外側サクサク×内側ふわふわ
味噌衣も濃すぎず優しい味です。

また食べたいけど、果たして家で一人で作れる自信がありません…
でも香取先生曰く、家に持ち帰って最低3回は作らないと自分のものには
ならない、と。
確かにその通りですね。

「大根のホタテサラダ」は早速作って好評でしたよ♪
もう自分のものになりそうです。

毎日の料理は決して楽しいとは感じられないのですが、こうして
料理教室に参加し、皆さんと楽しくお話しながら料理をするのは
本当に楽しいですね。

今回出た、大根の皮と青葉は先生がビニール袋に入れて持ち帰りました。
先生は常日頃、食材を全部食べきるような料理を作られているそうです。
そのために料理の道に入ったんですって。
香取先生から「エコクッキング」もたくさん学べそうですね。

桐生ガス・桐生プロパンガスのお客様対象に料理教室を開催しております。
8月までの教室はすでに募集を終了しております。
その後の募集は検針票に募集のお知らせが記載されています。
是非参加してみてくださいね。

桐生ガス
http://www.kiryu-gas.co.jp/index.html