ふっくらおいしいパンケーキ

ここ数年美味しい”パンケーキ”のお店が大人気ですね。
アメリカのお店が日本に出店して、朝から行列が〜なんて
よく聞きます。
平日休みに一度行ってみたいなあ、など思いつつ、まだ実現できて
いません。



先日たまたま見ていた『暮らしの手帖』を見ていたら、
「ごはんになるパンケーキ」が特集されていました。
”2010年EARKY SPIRING号”なので、もう3年も前ですね。
女性誌なので流行にも敏感になる必要がありますが、
パンケーキは今になって流行っているものではなく、
家でも簡単に作れる、とわかったので、
さっそく作りたくなりました。


日本人には「ホットケーキ」としておなじみですが、
「パンケーキ」も「ホットケーキ」もほとんど同じ材料と
作り方です。
「パンケーキ」の”パン”は””フライパン”のことです。
元々、フライパンで作れる簡単なケーキ、焼き菓子、と
いうことです。

わたしたちにとってはおやつ、というイメージが強いですが、
本場、アメリカではカリカリのベーコンやソーセージ、ピクルス
などを添えて、朝ごはんとして日常的に食べられています。
シリアルやベーグルと並ぶ朝ごはんの定番メニューのようです。


≪材料≫
・薄力粉
・ベーキングパウダー
・砂糖
・塩
・たまご
・牛乳
・生クリーム
・サラダ油


ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れ、
泡立て器で軽くかき混ぜます。
そこにくぼみを作って、たまごを入れ、泡立て器を直角に立てて、
たまごをつぶします。


牛乳、生クリームを加え、全体を混ぜます。
最後にサラダ油を入れて混ぜ合わせます。
生地がフライパンにくっつかないように、またふくらみを
よくしてしっとりさせるために入れます、
かわりに溶かしバターでもok。

家庭用なだ粉類がふるわないでざっと混ぜるだけで
大丈夫です。生地にダマが多少できても
気にしない〜


生地ができたら、ぬれ布巾をかけて、30分〜
それ以上寝かせます、。
寝かせることによって、粉と水分がなじみます。
すると生地が重くなって、フライパンに流しいれたときの
広がりが小さく、ふっくらと焼きあがります。


4時間ほど冷蔵庫のなかでしっかり寝かせたので、
いざ焼きます!
Siセンサーコンロの優れ技を使わない手はありません。
「油温度調節機能」を使えば、ホットプレートのように、
温度を一定に保つことができるんです!
しかもこのコンロは左右どちらのコンロにも搭載され、
同時に使うこともできるんです。


設定温度の160とに達したら、音声で案内してくれます。
音声機能がないガスコンロは「ピーっ」と音がなります。

そこに生地を静かに流します。
流している間はレードル(先のとがったおたま)を生地の中央
からなるべく動かさず最後まで同じ位置を保って落とします。

しばらくするとプツプツと気泡ができてきます。
その気泡が大きくなる前に、フライ返しで生地を持ち上げ、
生地がくっつかず、焼き色がついていたら裏返します。


表面を少し押して、横からはみ出てこず、
全面の弾力が均一になったら焼き上がりです。


生地は薄いですが、食べるとかなりもっちりとしています。
これは冷めても美味しいですね。


3枚乗せ。 
バニラアイス&サワークリーム&チョコレートシロップ


マスカルポーネ添えもおいしかったです。
砂糖、塩は入っていますが、甘くはないので、
お好みで何をあわせてもいいですね!

パンケーキ上級者は、生地に混ぜる材料や、付けあわせを、
その日の気分で変えて、意外な美味しさの発見を楽しむそうです。

生地に入れる牛乳の変わりに豆乳や、サワークリーム、ヨーグルト
に代えるとまた歯ごたえも味も変わってきます。
トマトジュースにすればとってもヘルシーですね。
生地に野菜、ナッツ類、雑穀を混ぜるとまた一風変わった
パンケーキができあがります。

焼きあがって、冷ましたら一枚ずつアルミホイルに包んで
冷凍保存もできます。

たかが、ではなくされど「パンケーキ」
かなり奥が深いですね!
本場ではきっと家庭の味、それぞれの「ママのパンケーキ」が
あるのでしょうねえ。

私も今度はベーコンエッグを添えてブランチにしようと
思います。