「ガスと暮らしの安心」運動


都市ガス事業者と日本ガス協会は、ガスの使用による
事故防止のために「ガスと暮らしの安心」運動
実施しています。

◇運動期間
平成25年9月1日〜11月30日

◇基本方針
ガス事故のない社会の実現を目指し、お客さまが安心して
ガスをお使いいただけるよう、ガス設備やガス機器の使用方法・
維持管理について、お客さまの理解浸透につながる安全周知活動を中心に、
ガスに係る安全を考えていく諸活動を展開していきます。

◎”換気”の徹底
ガス器具は新鮮な空気を求めています。
ガス器具が劣化していたり、換気が不十分な状態でガスが燃焼すると、
不完全な燃焼となり、同時に、有害な一酸化炭素(CO)が発生し、
中毒になる恐れがあります。

一酸化炭素は無色・無臭で吸い込むと死に至ることも…
毒性は強力で、少量でも危険です。
軽い中毒症状は頭痛、吐き気など風邪に似ていますが、
手足がしびれて動けなくなることもあり、
重症になると脳細胞を破壊したり、意識不明になったり、
死亡にいたることがあります。

ガスによる事故の半数以上が排気ガスによる中毒で
発生しています。
ガスが燃焼するのには新鮮な空気が必要ですが、
閉め切った室内で換気扇も回さずにガス器具を使用して
いると酸素不足になります。
これが事故発生の大きな原因のひとつになっています。

==キッチンで===

コンロや小型湯沸かし器をお使いになるときは、必ず換気扇を回すか、
窓を開けて換気しましょう。
小型湯沸かし器は安全装置がついていても必ず換気しましょう。

===お部屋で===

ファンヒーターをお使いになる時は、1時間に1〜2回程度、
新鮮な空気に入替えましょう。

◎複合型警報機の設置を

火災・ガス漏れ・一酸化炭素(不完全燃焼)をいち早くキャッチ。
ランプと警報音で知らせます。
群馬県では平成20年6月より、火災報知機の設置が義務化と
なっています。
桐生ガスでは警報機の設置、メンテナンスも行っております。
リース対応も行っております。

◎古くなった埋設ガス管のお取替えのおすすめ

敷地内のガス設備(ガス管、ガス栓、ガス機器等)は
全てお客様の大切な所有物です。
白ガス管(亜鉛メッキ鋼管)は古くなると腐食が進み、
ガス漏れの危険性があります。
約20年を目安に、地震に強く、錆びないポリエチレン管への
交換をお願いしています。

◎安全型ガス機器、設備へお取替えのおすすめ
安全装置のついていない古いガス機器は、
お取替えをおすすめしています。

・不完全燃焼防止装置のついていない小型湯沸器
⇒⇒⇒”不完全燃焼防止装置付”小型湯沸器への交換を。
    燃焼不良やホコリ詰りによる不完全燃焼をキャッチし、
    ガスを自動的にストップします

現在、販売されている小型湯沸器には全て不完全燃焼防止装置が付いています。
   
・不完全燃焼防止装置のついていない浴室内設置 
煙突式風呂釜
⇒⇒⇒”屋外式”
     機器(ふろ給湯器・給湯器)を屋外に設置するので
     最も安全な機器です
⇒⇒⇒”密閉式” 
     空気を屋外から入れ、排気も屋外に出すため、安全な機器です。

・立ち消え安全装置のついていないガスコンロ

⇒⇒⇒”Siセンサーコンロ”への交換を。
   ☆ 「立ち消え安全装置」
     吹きこぼれ、揺れなどで火が消えるとガスを止める
   ☆ 「調理油過熱防止装置」
     天ぷら油が250℃以上になると自動的に消火する
   ☆ 「グリル・コンロ消し忘れ機能」     
     消し忘れを防止 

・「ヒューズガス栓」

万が一ゴム管が外れたり、途中で切れたりして、
多量のガス漏れがあった時、自動的にガスを止めます。
旧型のガス栓をお使いの方は、ヒューズガス栓へのお取替えを
おすすめします。

みんなでそろってガスの安心を積み重ねたいものです!
ひとつひとつの積み重ねが、大きな「安心」につながります。

気がつくことがあったら必ずご連絡ください!
よろしくお願いします。
※ガス臭い
※警報機が作動してしまった
※気がかりなこと

桐生ガス株式会社
Tel:0277−44−8141

桐生ガスプラザ
Tel:0277−20−8141
日本ガス協会「ガスと暮らし安心」運動web
http://www.gas.or.jp/gastokurashi/index_main.html