ガスコンロのお手入れ

12月も中旬になりましたね。
クリスマスや年末年始など楽しいイベントが
たくさん控えてると思いますが、
「あー大掃除しなくっちゃ」と思うのもこの時期。
「寒くなる前にもうしちゃった」なんて賢い人もいたりして、
私も、いつも、そうしたいなあ、なんて思いますが、
いつも年末ギリギリに、さあ、やるかぁ… と
思い腰をあげる始末(反省)


大掃除はやす場所が多くて大変ですが、日ごろから
ガスコンロのお手入れをしていれば、ここの大掃除は
必要あーりませんっ! 
最近のSiセンサーコンロ、特に”ガラストップ”と
言われる、天板が強化ガラス製のコンロはとっても
お手入れがらくチンなんですよ。

ガスコンロメーカーのパロマ、ハーマンからは
お手入れ冊子も出ています。


「取り扱い説明書」
買って以来、奥にしまいこんで見たことない、
という方が多いでしょうか? 
これは情報がとってもたくさん載っています。


かなり詳しく書いてありますので、その通りにはしなくても、
できることを、なんとなく、でもやっていただけばいいと
思います。

≪お手入れの時の基本、必ず守っていただきたい点≫
◎機器の電源(ある場合)を「切」にする
 →誤って点火ボタンを押すとやけどの原因となります
◎ガス栓を閉め、機器が冷えてから手袋をはめて行う
 →やけどや部品の角などでけがをする原因となります
◎お手入れ後は機器やグリルの庫内にふきん、紙類などを
 置いていないか必ず確認する
 →火災の原因となります


ハーマンからは”ステンレス用クリーナー”・
”ガラストップコンロ専用クリーナー”が発売
されています。 ガスプラザでも取り扱っております。

市販のクリームクレンザーも使えますが、
使いすぎると光沢がなくなることがあるので、
常用はしないほうがよいです。


普段のお手入れはいつも台所にあるもの、普段
使うもので十分です! と覚えておいてください。
□食器洗い用中性洗剤
□食器洗い用スポンジ

私は食器洗い用スポンジがくたびれてきたら、
ガスコンロ掃除用にします。
スポンジたわしでも固い面は使わないでください。

そんなに汚れていないなら、台フキンでふくだけでも
十分です。


ちょっとしたこびりつきなら、市販のメラニンフォームスポンジ
が便利です。 激落ちくん、一撃くん、ピカ王など
いろいろ出ていますね。

〜Paloma コンロのお手入れbookより 〜
ガスコンロの汚れのほとんどは”油汚れ”と”こげ汚れ”です。
調理時には油はオイルミスト(油を含んだ蒸気)となり、
キッチン中に付着します。その付着した油は時間とともに
「サラサラ油→ベタベタ油→カチカチ油」へと変化していき、
汚れも落としづらくなっていきます。
カチカチ油の状態が、いわゆるこげ汚れで、さらにホコリも
付着してしまうと、汚れが大きな固まりとなり、簡単には
落とせない汚れとなってしまいます。

サッと落とせたはずの油汚れも時間が経つと、カチカチに
なって簡単には落とせなくなってしまうんですね…
そんなときは、丸めたラップにクリームクレンザーを
少量つけて円を描くようにこすり取り、
水拭きで仕上げます。

<お手入れに適さない道具・洗剤>
・金属たわし
・アクリルたわし
・酸性、アルカリ性洗剤
・みがき粉

五徳(ごとく)も普段は台所用中性洗剤で
スポンジなどで洗ってください。
必ず水分を拭ききってから、元の場所に設置してください。

汚れがひどい場合は、クリームクレンザーで。
さらにガンコな汚れば ”煮洗い”が効果的。
重曹を入れてもいいでしょう。



グリル内の湿布療法?!

グリル内も普段は台フキンなどやわらかい布に中性洗剤を
含ませて拭きとって、その後は水拭きで仕上げます。

ガンコな汚れには湿布療法で。
キッチンペーパーに中性洗剤を含ませて、湿布をして
しばらく放置します。
その後、洗剤が残らないように、しっかりと水拭きします。

バーナーキャップもスポンジと洗剤で洗うことができます。
目詰まりがきになったら、やわらかい歯ブラシでこすってください。

ガスコンロも調理器具のひとつ、と意識して、
普段のお手入れを心がけてやってみてくださいね!

そうすれば、年末の大掃除がひとつ減ること、間違いなし、です!