正和先生のお料理教室


2月10日(金) 正和先生のお料理教が行われました。
8組の親子が参加してくれました。
その中のママの一人が正和先生の教え子で(保育園)感動の再会
がありました。 

「みなさん、偉いですね。 今、インフルエンザなどがとても
流行っています。そんな中、元気に外に出られることは
とても立派なことです。」
始まりの挨拶でまずジーーンとしてしまいました。
先生はインフルエンザになったからよくない、なってないから偉い、
ということを言ってるわけではないことはよくわかります。
ただ、育児をして当たり前、子供を健康に育てるのが母親の役目、
と自然に思われているし、子供が元気だからといって母親が褒められることも
まずないので、
こうやって言っていただけることが、素直に嬉しく感じました。


☆☆メニュー☆☆
塩麹のごはん
◎おしゃれ豚汁
◎ほうれん草のナムル
◎棒の鯖寿司
◎ブラウニー


豚汁に入れるさといもは、ボウルに水をはり、そこに
焼きミョウバンを入れその中で洗うとぬめりがとれ
皮をむくときに手がかゆくなりません。
私はついあのかゆさが嫌で敬遠していたので、これから
やってみようと思います。


”おしゃれ豚汁”はたくさんの具材をすべて1cm角に切ります。
さいころ型なので”ダイス切り”とも言います。


こんにゃくはよく”塩もみ”します。
揉んでいくうちにやわらかくなり、その手間によって
味がなじみ、口さわりもよくなります。
また、加工の際に使われる水酸化カルシウムの独特の臭みを
消す役目もあります。


この日は16人分以上作りました。 1人で作るのでは
大変ですけどね。。。
豚ばら肉はブロックで買って、やはり1cm角に切ります。

ごぼうはよく洗い、皮付きのまま切って、すこしの水に
浸しておきます。


つめたいだし汁の中に豚ばら肉、こんにゃく、ごぼう
浸した水ごと入れて火にかけ、煮立ってアクが出てきたら
丁寧に取っていきます。
豚ばら肉も水のうちの1番始めから入れるんですね。


白米に塩麹を大さじ2、節分の豆、黒ゴマ、干ししいたけを
いれて、あとは自動の炊飯機能にお任せします。

塩麹”は今テレビなどでも取り上げられていて流行っているようです。
塩麹”という製品としても売っているようですが、
米麹に塩、水を混ぜれば作れます。 
タッパーなどの容器に入れ、日光があたらない常温の場所(玄関など)に
1週間置き、毎日1度かならずかき混ぜます。

できたものは冷蔵庫にいれて3ヶ月ほどもちます。
豚肉に塗って焼いたり、料理に使うと美味しいですが、
塩分の過剰摂取には気をつけたいところです。

節分の炒り豆を入れるところがいいですよね!
黒ゴマを炊く前から入れるのもポイントです。
炊くことによって殻がやわらかくなって食べやすくなります。
鉄分や良質なアミノ酸が豊富です。


簡単にできる棒の鯖寿司は市販のしめさばを使います。
ご飯を固めに炊いて、すし酢をふりかけ、しゃもじで切るように
混ぜて冷まします。

巻きすの上にラップをおいて中央に魚の皮が下になるように置き、
一本分のご飯を鯖の形において、力をこめてしっかり形を作って
ラップを巻きすで巻いて30分以上置きます。


強く押しながら、両端も中にぎゅっと中に押して
形を整えます。
押し寿司、太巻きなどは切り口が大事!
包丁に酢をペーパーなどてつけて切ると
包丁にご飯がつかず、とてもキレイに切ることができます。
切る前に包丁を研ぐことも大事。
研ぐといっても道具を出さなくても大丈夫。
お茶碗の底を使って、5〜10回磨ぐだけで
違います。


ブラウニーにたくさん入れるくるみはオーブンで
焼いて、粗くつぶしておきます。


ボウルにバターを入れてやわらかくなるまで練ります。
バターは電子レンジを使う場合は30秒〜45秒くらいでOK。
ラニュー糖、たまごを加えながら、ぼったりする感じになるように
混ぜます。
薄力粉、純ココアをふるい入れ、くるみを混ぜます。


板チョコ”BLACK"をパキパキと適当に割っておきます。


ブラウニーをカップなどに入れ、180℃のガスオーブンで
20分焼きます。 
焼きあがったらすぐ出して、その上に割った板チョコを乗せ、
またオーブンに戻します。


ホッと一息つく間にまたオーブンから出すと、ちょうどよく
板チョコが解けています。
溶けたチョコをスプーンの背で伸ばしたらできあがり。
あとは自然に冷まします。


ほうれん草の根元のヒゲと赤い部分を切って、十字に
切り込みを入れ、よく洗ってからゆでます。
ゆでた後、水にとり、絞って適当な長さに切ります。

ごま油、塩、さとう、しょうゆを入れてよくあわせ
混ぜます。手を使ったほうがよく混ざります。

塩すりゴマをかければできあがり。
薄味にしましょう。


ご飯もふっくら炊き上がりました。
炒り豆はやわらかくなり、香ばしくて、
口当たりもアクセントになります。 ゴマも香ばしくて
色づきもいいですね。


今日も皆でおいしくいただきました。
たまにパパも一緒に親子3人であひるのこに参加してくれている
家族がいらっしゃいます。
今日はママが料理教室に参加している間、パパが一緒に遊んで
いました。
正和先生は「小さいうちにパパがたくさん遊んで接する時間が
多い子ほど、表情が豊かになるのよ」とおっしゃっていました。
パパの遊び方はダイナミックで激しいので、よく笑って顔の筋肉が
鍛えられるんですね。
確かに、うちの子もパパや男性と遊んでいるときは、キャッキャ
笑いながらおなかもよじれそうになっています。



ママ達からは特に”おしゃれ豚汁”が人気でした。
見た目はミネストローネのようなかんじで、食べると
いろんな素材の味が口の中に広がります。

バレンタインデイ前だったので、「ブラウニーをだんなさんに作ります」と言っていたママもいました。

正和先生のおっしゃる一言ひとことが勉強になったり、刺激になったり
、本当に憧れの先生です☆
また次回のお料理教室が楽しみです♪