第2回 こどもの料理教室

9月11日(日) あひるのこ”こどものお料理教室”
第2回目を行い、8組の親子が参加しました。
今回の先生は、ご自身育ち盛り3人の子のママでも
ある、マホさんです。 三人とも朝早くからママと
一緒にお手伝いしてくれました。


はじめは何が始まるんだろう? と不安そうな
こどもたち。 
こどもエプロン姿はカワイイですね〜! 
それにしてもいろいろなかわいいエプロンがあるんですね!


<メニュー>
手打ちうどん
◎ごまだれ
◎豚肉の野菜巻き
◎きゅうりと塩コンブの即席づけ
◎かぼちゃのソフトクリーム


大きめのボウルに中力粉を入れて、塩水を少しずつ
入れながらこねていきます。

始めはボウルに手を入れるのが不安な子も。
「こねないとおうどんできないんだよ〜」と言われ、
おっかなびっくり手を入れだし、そのうち
感触がおもしろくなってきたようです。


乾いたところがないようにし、耳たぶくらいの
感触になるまでよくこねます。
実は私もうどん打ちは初めてです。


固まってきたら、お米の袋など厚くてしっかりしている
袋に入れてよく踏みます。


黄色いTシャツの男子は飛び上がって張り切って
踏みまくっていました! さぞコシの強い
うどんができたことでしょう!


平たくなったら、一度袋から出し、たたみ直して
再び踏むことを繰り返し、30分ほど寝かせます。


豚肉に巻く野菜。 ピーマン、赤ピーマン、
おくらは和や桜井さんの畑で取れたものです。
赤ピーマンは緑ピーマンを完熟させたもので、
青臭さがなく、甘みがあります。


こども達に野菜を切ってもらいます。
初めて包丁(こども用)を使う子がほとんどです。
緊張の顔つきですね。


うどん打ち以外はスペースに限りがあるので、
2つのグループに分かれての調理です。
洗ったきゅうりをビニール袋に入れて、
口を片手で押さえつつ、めんぼうなどで
たたきつぶします。 ここでも黄色Tシャツ君、
かなり張り切ってくれました!


「押さえる左手は猫の手だよ」とママも真剣!
ピーマン、おくら、パプリカとも1cmの太さで
縦に切ります。
おくらの断面を知っていたのか、どうしても輪切りに
したい子も(笑) 
まあ、お肉に巻ければいいので、輪切りでもOKっ!

野菜は電子レンジか、茹でるかして火を通した状態に
しておきます。


「もっと細く切って」
マホさんちの長女ちゃん(小学生)も先生のように
幼稚園の妹ちゃんを指導しておりました。


うどんのつけだれも手作りです。 
みりんとお酒は鍋に入れて一度沸騰させておきます。
これを”煮切り”といいます。


白ゴマをすりばちに入れて、すりこぎでよくすります。
すれていく感触、香ばしい匂いなど五感をフルに使いますね。


なんだか楽しいなあ〜♪


よくすった後、すり鉢に練りゴマと煮切っておいたお酒、みりんと
砂糖、しょうゆ、だし汁を入れて、混ぜます。


あらかじめ軽く塩、コショウしておいた豚肉のスライスに
切った野菜を3〜4本手前に並べてくるくると巻きます。
生のお肉のあぶらっぽい感触もはじめてです。


はじめはママに手伝ってもらいましたが、何個か
やっていくうちに上手に巻けるようになりました。


妹ちゃん、弟くんたちはすぐ近くで遊んでいます。
大きくなったら参加してね〜。


全員1本づつきゅうりをたたきました。
たたいたら市販の塩コンブをくわえて、ビニールの
上からもみます。 15分以上置いたら出来上がり!


野菜を切ってお肉に巻き終わったら、ちょうどうどんも
いいかんじに寝かされおきたとことです。


袋から出し、打ち粉をしてめんぼうで2〜3mmの
厚さに伸ばします。 均等に同じ厚みで伸ばすのは
結構高度な技ですよ。


うどんを打っている間、桜井先生が肉巻きを
フライパンで焼いてくれました。


均等に伸ばしたら、打ち粉をして、屏風たたみにして
3mmくらいの幅に切ります。


切った麺はその都度打ち粉をしないと固まってバラバラに
ならなかったり…
私もそれで失敗しました。。。。。


赤、緑、黄色と色合いもきれいですね。
今回は切らずにそのままいただきましたが、
輪切り、斜め切りにして楊枝にさしても
いいですね!


各自打ったうどんは1/3をお土産にお持ち帰りにして
残りはまとめて茹でました。 
大きな鍋を使い、沸騰したたっぷりのお湯に、少量づつ
めんを入れます。 ふきこぼれないように差し水をしながら
強火で10分ほど茹でます。


かぼちゃのソフトクリーム
ゆでたり、電子レンジを使ったりしてやわらかくした
カボチャを薄めにスライスして冷凍しておき、
ミキサーに牛乳、砂糖も一緒にいれてミキサー
します。 ミキサーを自分達でやりたくてたまらない
男子君たち。


約10分茹でた後、火を止めて3分ほど蒸らすとふんわりと
仕上がるそうです。 
茹でたてはつやつやです! 


きりゅうもほどよく味がしみています。


カボチャの固まりがなくなくなるまでミキサーしたら
出来上がり。 やわらかいので、カップのような器
に入れてスプーンでいただきます。
小学生のお姉ちゃんがきれいに分けてくれました。



お好みでウエハースやフルーツなどをのせると
ステキになりますね☆

カボチャ、砂糖、牛乳だけでこんなにおいしいジェラート
になるなんてほんとうにビックリです!


はい、出来上がり!お待たせしました!
長い時間よく集中して頑張りました!


「何がいちばんおいしかった?」
「きゅうり〜」
一番簡単にできたきゅうりが大人気でした!
これならおうちですぐできますね。

みんな残さずに食べてくれましたよ。
頑張ったからお腹もすいてたんでしょうね。


食べたあとの食器も自分でシンクに持って行って、
洗ってもらいました。


普段家では時間がかかるし、割られると困るし、、、
とお皿洗いをさせていないママさんたちですが、
今日は親子一緒にお皿洗いができてよかったですね。


「もうそれくらいでいいよ」と声をかけたのですが、
黙々をたくさん洗ってくれました。

粉を練ったり、足で踏んだり、伸ばしたり、
うどんも野菜も切って、すりばちですって、
きゅうりをたたいて、、、、とさまざまな動作を
取り入れてもらったので、ほんとうに飽きることなく、
五感をフルに使いながら、楽しくお料理をすることができました。

この日のことは忘れていても、遠い記憶で、
ゴマの香ばしさを感じたとき、
「そういえばこの匂い、小さい頃かいだな」と感覚で
思い出すのだと思います。

粉がうどんになる。
生のべたべたしたお肉がフライパンで炊いておいしい
お肉になる。
材料から作って食べるまでの過程がよくわかってよかった、
とママが言ってくれました。

また小さいから、ではなく、小さい時から経験させてあげたいな、
と思いました。