エコ・クッキング教室
2011年7月22日(金) 半年ぶりのあひるのこ「エコ・クッキング」教室を
行いました。 8組の親子に参加していただきました。
前日、「和や」桜井さんが取りたて新鮮お野菜を届けてくれました。
旬の夏野菜をたっぷり使ったエコ・クッキングです。
夏野菜は見た目も鮮やかでいいですね!
〜エコ・クッキングとは〜
環境のことを考えて
買い物・料理・片付けをすること
地球温暖化、大気や水質の汚染、エネルギー資源の不足など、
地球環境の問題が心配されています。
そこで、毎日の暮らしの中で、みんなが環境に気をつける
ことが大切。料理を作るときも、エネルギーが使われ、
ゴミが出ます。これを減らすことができたら
元気な地球に近づくはずです。
○キャロットオレンジ寒天○
にんじんを皮ごとたくさんつかって子供も
好きな寒天を作ります。
食材を無駄なく使うことはエコ・クッキングの基本。
にんじんはよく洗って、皮はむかずに切ります。
にんじんの皮のすぐ下の部分が一番栄養があるところだそうです。
無農薬、低農薬、信頼できるお店、直接農家さんから購入する
野菜なら安心して丸ごと使えますよね。
○イタリアンたまごスープ○
トマトは皮ごとたっぷり、あとは冷蔵庫に残りがちな、
セロリの葉やレタスの外葉、野菜の残り、
卵、粉チーズを使います。
○いろいろ入れてドライカレー○ 春夏バージョン
しいたけ以外は「和や」さんのお野菜です。
細いセロリも葉っぱごとみじん切りして使います。
セロリは葉の部分のほうが抗酸化作用があるカロテンが豊富です。
ドライカレー用の野菜は全てみじん切りに。
スープ用はトマトは角切り、あとは細切りにします。
さすがママ達、切るのもお手のもの!
野菜を切るときもなるべく棄てる部分が少ないようにしましょう!
○ピッツア春巻き○
春巻きの皮を4等分して、大葉半分を敷き、その上に
シーチキン、みじん切りにしたオリーブ、チーズをのせ、
くるくるっとまき、水でとめます。
みじん切りにした野菜は強火で一気に炒めます。
豚ひき肉とカレー粉を入れてさらに炒めます。
調味料を加え煮つめ、最後に塩・コショウで
味を整えます。
トマトジュースを使いますが、あけた後の
缶の中に水を入れてつかうと、缶もキレイに
なります。 それもエコな気遣い。
おろし金やスプーンなど調理器具も分量の水で
すすぎ入れて材料を無駄なく使いましょう。
お料理って頭も使うから、脳が活性化されますよね!
表面にオリーブオイルを塗って、両面焼きグリルで
「調理プレート」を使い、上下2〜3分焼きます。
もう少し焼きたいな、と1分追加したら端っこが焦げて
しまいました…(@_@)
野菜、調味料のいい香りが広がってきました。
赤ちゃん達もママに甘えたくなってくる時間です。
よく頑張りましたね!
トマトとたまねぎを、ブイヨンを入れ、ふたをして火をかけます。
やかんや鍋水滴を拭いてからコンロにかけると
効率が2%UPして省エネにつながります。
食材を茹でたり、お湯をわかしたりするときは
鍋にふたをすれば、時間もエネルギーも節約できます。
野菜がやわらかくなったら、塩、コショウで味をつけます。
沸騰させて、卵をチーズを合わせたものを回し入れ、
卵がふんわりしたらレタスを入れ火をとめます。
ピッツア春巻きは味がついているので、何もつけずに
そのままいただきます。
ドライカレーは「夏にピッタリ」と好評でした。
トマトの酸味と卵&チーズのまろやかさがGOOD!
「こどもに食べさせたいスープ」とママ一押し!
キャロットオレンジ寒天は見た目も夏らしくて
いいですね。
にんじん嫌いな子でもこれなら食べられますよ!
「ピッツア春巻きはこどもも片手で持って
食べられるからいいね♪」
ドライカレー、スープはたくさん作ったので、
おかわりもしていただきました。
「忘れないうちに作らなくっちゃ♪」
おうちでもおいしく作ってくれたことでしょう。
油汚れは洗う前に、古布や料理中使ったクッキングペーパー、
ラップなどで拭きましょう。
拭き取ることで汚れの8割、使う水の3割を減らすことができます。
東京ガスの研究によると、エコ・クッキングを意識することにより
◎ガス使用量−約45%ダウン
◎水使用量−約80%ダウン
◎生ゴミ−約60%ダウンという顕著な結果が現れています。
こんなに効果があるエコ・クッキングを
みんなが当たり前に実践するようになったら、
大きな効果が得られます。
買い物、料理、片付けは毎日のことです。
かけがえのない地球環境のために、
当たり前のライフスタイルとして身につけられると
いいですね!