正和先生の料理教室

まだ残暑が厳しかった9月14日(火)に正和先生のお料理教室を行いました。
7人のママに参加していただきました。
みなさんとっても熱心です。


まずは先生から、今日の料理の説明があります。
レシピを見ながら全体の流れを確認します。

まずは”五目めん”のつゆを作ります。
便利なつゆがたくさん売っていますが、本来は手作りしたいですよね。

「煮切りみりん」をします。 私はこの言葉も初めて聞きましたし、
初めて見ました。皆さんそうだったようです。
鍋にみりんを入れて火にかけ、温まったら火を止めて、
鍋の中にチャッカマンで火をつけてアルコールを飛ばします。
煮着ることによって本みりんのアルコールをとばして濃縮し、
旨味と甘味だけを料理に利用する方法です。
旨味が増し、香りも香ばしく更に豊かになります。

ここまでやれたら間違いなく”お料理上手ママ”ですよね!
写真だとわかりづらいですが、青い火がゆらゆらと燃えています。

”五目めん”の錦糸たまご。塩とお酒を入れます。
お酒を入れることによって色合いがとってもきれいになります。
片面に火が通ったら、菜箸を真ん中まで持って行き、手を使って
くるっとひっくり返します。
上手にできました。

”五目めん”と”豚肉冷しゃぶサラダ”に使うきゅうりは
お湯にさっと通します。
クロロフィル”(葉緑素)が発色するので鮮やかになり、
アスコルビナーゼ”というビタミンCを破壊する酵素
熱を通すことにより破壊する働きを弱めます。
”あく”も流れるので口当たりもよくなります。
小さい子は味覚が優れているので、”あく”を出すことによって
たくさん食べてくれたりするんですって。
このひと手間が大切ですね。


”五目うどん”の大葉を見事に細切りしていただきました!
ママ、すごい!

取材中のあっちゃん。 
パチパチ炒めている音が入っているかな?

”五目うどん”の具の大根の皮を少し厚めに剥き、
その皮をせん切りにします。
めんつゆのだし昆布もせん切りにして、一緒に炒め、しょうゆ
で味をつければ、それで一品のできあがり。
ムダがありません!
大人だけなら唐辛子を入れてもいいですよね。

ところてん突きでニョローっと。
軽く突くだけで出てきます。


ハイ!できあがり!
”五目うどん”
具の鶏ささみは塩を振ってからお酒を加えたお湯で茹でます。
そのまま冷まして、裂きます。
お酒の効果もあり、パサパサにならずやわらかいんです。


炊飯専用鍋で炊いたごはんに、めんつゆでだしを取った
あとの鰹節とゴマを火にかけた”手作りふりかけ”
”大根の皮&昆布きんぴら”をのせました。
とっても好評でした。

”豚肉冷しゃぶサラダ”豚肉もお酒を加えたお湯でしゃぶしゃぶをして冷水にとり
水気を切ります。
大根、たまねぎは水にさらしておきます。
タレは大根おろし、レモン汁、うすくちしょうゆ、酢、そしてここにも
煮きりみりんを入れます。


”ところてん”たれは酢:しょうゆ=1:1です。
七味唐辛子、ねりからし青海苔などはお好みで。


こどもたちもたくさん食べてくれました。
豚肉、鶏肉、野菜もたっぷりでとってもヘルシーメニューですよね。


「”手作りふりかけ”と”自家製めんつゆ”を作ってみます」と
声があがっていました。
今回もとってもためになる正和先生のお料理教室でした。