チーズでハッピーライフ♪

まだまだ寒い日が続いていますね。個人的に2月のこの時期が一番寒さを感じ、
体調も崩しがちな傾向です。
無性にチーズフォンデュが食べたくなりました。
家でゆっくり食べたいな、と思ったので、いろいろ調べてフォンデュセットを買いました。
ホーロー素材や、コロンとしたかわいい土鍋のものなどいろいろあって悩みましたが、
ステンレスで内側がフッ素加工になっていて、直径が大き目のものを選びました。
下には固形燃料を入れます。 あと、木べらをピックが6本セットになっています。

まずは、チーズのお勉強から。

【チーズの種類】

ナチュラルチーズ◆
まだ発酵が進んでいる
時間が経つと味がどんどん変化する
ヨーロッパからの輸入のチーズはほどんど
国産カマンベール、モッツアレラチーズ

◆プロセスチーズ◆一度チーズを熱で溶かして再加熱したもの
加工が容易なので、いろいろな形、味付けができる
賞味期限期間であれば味が変わらない
・スライスチーズ
・キャンディチーズ

【チーズのタイプ】

◇ハード◇
長期熟成させたとても硬いチーズで、うまみ、コクが豊富
・パルミジャーの(粉チーズ)
エメンタール
ミモレット

セミハード◇
水分を抜いて硬めに作るチーズ。適度な硬さがあり、マイルドで食べやすい。
・ゴーダ
・チェダー

◇フレッシュ◇
ほとんど熟成させないため、新鮮で爽やかな風味がある。
・モッツァレラ
マスカルポーネ
クリームチーズ
・カテッジチーズ

◇シェーブル◇
山羊のミルクから作られたチーズ。最初は酸味が強く、熟成が進むと栗やナッツに
たとえられる独特の風味が増します。
・サント・モール

◇ウォッシュ◇
表面を塩水や酒で何度も洗って熟成させるチーズ。クセの強いものから、
程よいものまで個性的で通好みとも言われています。
・マルキ

◇白かび◇
表面が白かびに覆われたチーズ。熟成されるほどクリーミーでコクがあり、くせがない
・カマンベール
・ブリ―

◇青かび◇
チーズ内部に青かびが成育したブルーチーズ。 独特の刺激的な風味とコクがある。
ゴルゴンゾーラ(イタリア)
ロックフォール(フランス)
スティルトン(イギリス)


【チーズの栄養】

たんぱく質
牛乳のたんぱく質を凝固させ水分を絞って作る
100gのチーズを作るのに必要な牛乳は1000ml
⇒牛乳の10倍の栄養素が凝縮されている
ナチュラルチーズは”白い肉”と言われているほど、良質なたんぱく質を含んでいる

たんぱく質の中のアミノ酸が肝臓の機能改善に効果的
⇒アルコール摂取時に食べると悪酔いしにくい???

●脂質
チーズの脂質は細かい球状になっていて、大変燃焼しやすいので、太りやすい?!というのは誤解かも。
艶やかな髪や肌を作るのに欠かせない物質です。
脂質は腹持ちがよいので、ダイエット中のおやつにはおススメです。


●ビタミン
ビタミンB2
脂肪を燃焼させてくれ、疲労回復にも効果的
ビタミンA
緑黄色野菜に多いビタミンAがチーズの中にも豊富です。
目やのどの粘膜によい
⇒冬には乾燥、風邪に効果的



よく買うチーズ。
「さけるチーズ」はナチュラルチーズになるんですね!
こどもも大好きです。
右はベビーチーズ類です。 朝食に添えたり、おやつに食べています。


チーズフォンデュの具、生野菜グループ
・にんじん
・セロリ
・きゅうり
・パプリカ
・かぶ
・ベビーコーン
ミニトマト
・サラダ菜


温野菜グループ
・かぼちゃ
・じゃがいも
ブロッコリー
・スナップえんどう
・ふきのとう


その他グループ
バケット
・ウインナー
・マッシュルーム


スーパーで目についた、簡単フォンデュの素も買いました。
電子レンジで簡単にフォンデュができます。


こちらはレンチンしてから、ホットプレートの上に乗せて、子供たち用に。
つまり、フォンデュセットがなくってもできる!ってことですな。
ホットプレートにもあたため保温機能がついていて便利です。


私がやってみたかったのはコレ。
チーズフォンデュの王道のハードチーズ2種類を買いました。
グリエール
”スイスの女王様”と言われる由緒正しいチーズ
わずかに酸味があり、エメンタールよりクリーミーでナッツのようなコクがある

エメンタール
スイスの代表的なチーズ。”チーズの王様” 
1つが100㎏前後もある巨大サイズ!
チーズアイ(穴)がたくさん開いている。
長期間にわたって熟成する間に炭酸ガスが発生することによってできる穴。


2つのチーズを細かく切って、小麦粉をよくまぶしておきます。
チーズおろしでするともっと本格的ですね。
コーンスターチや片栗粉などでもいいみたいです。


にんにくを鍋底、鍋肌にこすりつけておきます。
その後少量を刻んで使いました。


チーズが溶けてクリーム状になってふつふつになってきたら、コショウと
ナツメグを振りかけます。
辛口白ワインでなめらかに溶かしながら仕上げます。
アルコール分は飛びますが、こども用なら牛乳にします。
キルシュ(さくらん蒸留酒)やブランデーを
香りづけに最後に加えるとより本格的になるそうです。
ここまではガスコンロでやってから、卓上のセットに運び、火をつけます。


焦げ付かないように、誰かしらが混ぜながら好きな具をディップしていただきまーす♪♪♪
ヒットはふきのとう。 独特の苦みとチーズが合いました!
他の山菜とも合いそうですね。
マッシュルームはホットプレートで焼いてからディップしました。
家族にも大好評でした。

野菜がそのまま余ったので、翌日はバーニャカウダにしました。
同時にバーニャカウダを準備すればよかったかな。
あとは、海老やホタテのシーフードがあれば完璧!だったかな。

途中でハーブやカレー粉を入れて味を変える、なんて技もあるようで、
まだまだ奥が深いチーズフォンデュ
せっかくセットも買ったことだし、寒いうちに、いろいろためしてみようと思います。