ガスの記念日
「ガスの記念日」
1872年(明治5年)10月31日
神奈川県庁前600m(横浜 大江橋〜馬車道、本町通り)にガス灯が灯された。
⇒ガス事業の歴史的な日
『日本ガス事業発祥の地』碑:横浜市中区花咲町3丁目
1870年 「日本ガス社中」(のちの東京ガス)
実業家 高島嘉右衛門 設立
フランス人技師 アンリ・プレグランを招いた
100年後、1972年に日本ガス協会が制定
10数基⇒240基
今の電球の40Wくらい 黄色の炎
”点消方”法被を着て長い竿を持ち、夕方ガス灯に火をつけて回り、朝は消す
1人当たり、50〜100本のガス灯を担当し走り回っていた
ガラスの補修、清掃、ガスマントルの交換も請け負った
錦絵(華やかな版画)にガス灯が描かれ、小説や映画のバックでも場面を盛り上げた
1900年初頭に全盛期を迎える
ショーウインドウ、家庭でも使われる
1915年(大正4年)をピークに電灯に変わっていく
1937年(昭和12年)すっかり姿を消す
「ガス灯」
1792年発明 英国人技師ウィリアム・マードック
石炭を蒸し焼きにしたときにできるガスそ利用
1850年くらいまでにヨーロッパのおもな都市ではガスの灯りが街頭を明るく照らしていた
鎖国中のため、日本には伝わらず
1886年 ガスマントル発明 オーストリア ヴェルスバッハ
木綿などの糸で編んだ綱袋に発光剤を吸収させたもの
ガスの炎にかぶせると明るく青白い光を放つ