○花の絵ファンタジック水彩画グループ展○
○ 夢と憧れをのせて ○
花の絵ファンタジック水彩画グループ展
とき:6月5日(金)〜6月7日(日)
午前10時より 午後5時まで
7日(日)最終日は午後4時まで
【ファンタジック水彩画®】
1986年、堀井かずえ先生が神戸ではじめ、その後東京方面に
広がっていきました。季節の花を中心としたパステルトーンの絵が特徴で、デッサンをせず、感じたままをフラワーアレンジメント感覚で描きます。初心者の方、自身のない方、どなたでも美しい色彩の花の絵を、短時間で
簡単に(?!)に描くことができます。
グループ展を控えた5月末に、市民文化会館地下アトリエAで行われている
教室にお邪魔しました。
先生は金刺(かねざし)芳子さん。
ファンタジック水彩画協会教授の小島浩子先生に教わって、
すでに18年以上になります。
長年続けていらっしゃる方が多く、生徒さんの中でも
3名、講師の資格を持っていらっしゃいます。
5月の課題は↑こちらのお花
あやめ・アイリス・菖蒲など季節のお花ですが、
同じように書かなくてもよくて、自分のイメージで
花も構成もそれぞれ違ってよいそうです。
下絵デッサンをせず、まず背景を縫って、その上から直接筆を落として
書いていきます。
”不透明水彩絵の具”という顔料が下の絵や線を覆い隠して
見えなくするものを使います。
花を描いてから画用紙全体を水に浸して刷毛でぼかしていきます。
その後ドライヤーで乾かしてまた花を描きます。
水に浸し、刷毛でぼかし、ドライヤーで乾かす、の作業を何回も
繰り返すことによって透明感や重厚感が出ていきます。
「失敗してもまた上から重ねられるから、大丈夫、
これが失敗したところよ」と教えていただきましたが、
とても失敗には見えません。 あえてぼかしているのだと思いました。
みなさん、好きなお花が描けるから、と習われています。
好きな色を使って、華やかに、好きなところに好きなように、自分のイメージで
描けるので楽しく続いているそうです。
こんな色実際にはないよ、という作品もあるとか。
長年描いていても、飾りたい、と思う絵は少ないそうです。
長く続けているからこその「マンネリからの脱却」という課題で
悩んでいるベテラン生徒さんもいらっしゃいます。
ずっと向上心を持ち続けるからこそ上達するのでしょう。
お話もしながら、真剣な時は真剣に、
やっぱりハッピーな気持ちを持たないといい絵は描けない。
上達しなくてもいいから、教室に来て元気になって帰る、と
おっしゃっていました。
グループ展は32点+小作品が並びます。
ぜひガスプラザ2階ギャラリーにお越しくださいね。
【ファンタジック水彩画 教室】
※市民文化会館アトリエA
毎月第2・4水曜日 10:00〜12:00
※東公民館
毎月第1・3火曜日 10:00〜12:00
↓ファンタジック水彩画協会web
http://www.fantasic.gr.jp/index.html