ガスの入った水


早くも7月後半!
そろそろ梅雨明け宣言も出そうですね。
今年の梅雨はよく雨が降りましたね。
毎日見る畑のとうもろこしもあっという間にぐんぐん
伸びています。

そして、いつの間にか、ガスプラザのある本町通りでは
”第51回桐生八木節まつり”の準備が進んでいます。


旅行もお祭も終わってしまうと寂しさが残りますが、
この準備期間がわくわくで楽しみですよね。
商店街、業者の方がお祭に向けて準備している姿も
夏の風物詩となっています。

今年は暑くなってから、お風呂上りや食事時、寝る前に
「炭酸水」をよく飲んでいます。 元々好きなのですが、
まとめて安く大量に買えたので続けて飲んでいます。
最近ではコンビニでも炭酸水が売られていますよね。
美容、健康にもいいと話題になっているということなので
ちょっと調べてみましたよ。

「炭酸水」は二酸化炭素が水に溶けている水溶液のことです。
二酸化炭素が気体になると炭酸ガス、固体になるとドライアイス
変化します。

「炭酸水」=ガス入りの水ともいいますが、元々は天然に湧き出て
いる水で、ヨーロッパでは古代から炭酸ガスを含んだ水は
味覚神経を刺激して食欲を増したり、胃腸の働きを助ける水、
として重宝されてきました。

ローマ時代では健康増進のために炭酸泉からわざわざ壷に積めて
運んでいました。

絶世の美女、クレオパトラは真珠を入れて作った炭酸水に、
ワインを混ぜて飲んでいたそうです。
美容にもいいのか、と今でも説得力がありますね。

”スパークリングナチュラルミネラルウォーター”の代表格と言えば
ペリエ」世界140カ国のレストラン、カフェで飲まれている、
最も有名な炭酸水です。
ナポレオン3世(ナポレオン1世の甥)
「フランスの誇り」とまで言ったそうな。
きめ細かく、長くはじける炭酸が特徴です。
フランス人医師、ルイ・ペリエ博士が1898年に水源の所有権を保有
したころで、「ペリエ」と名づけられました。
南フランスの”ヴェルジューズ”という町で1300ha が環境保護区として
大切に守られているいます。

ピレネー山脈の大きな地殻変動でできた断層、亀裂により
炭酸ガスを含む地層と地下水の層が偶然に出会い、
天然の発泡水が生まれたました。

1903年 英国御用達
1976年 アメリカ上陸 大ブーム
”地球の最初のソフトドリンク”と言われています。

炭酸水が日本に入ってきたのは1853年江戸時代末期の
黒船来航の時です。
ペリー率いるアメリカ人たちが飲んでいた「レモネード」が
日本に入ってきて、それが「ラムネ」となったそうです。
栓がコルクだったので、それを抜いた音が銃の音だと思い、
日本人が銃の引き金を引きそうになったとか。


日本は地層上、あまり飲料水となる炭酸水は湧き出すことがない
ので、売られている「炭酸水」はほとんどが水に炭酸ガス
注入してある、いわゆる人工のものですが、最近では
天然のミネラルウォーターに炭酸ガスを入れてあるものも
出ています。

【炭酸水の効果】
疲労回復効果
  炭酸入りの入浴剤
  血液に溶け込んだ二酸化炭素疲労物質(乳酸)に作用して
  血中phを緩衝してくれる 
※血管を拡張させる
  体内の二酸化炭素濃度が上がり、血流がよくなる
※新陳代謝を上げる
※便秘を改善する
  整腸作用がある
  起きがけにコップ1杯の炭酸水を飲むと腸が刺激される


飲んだり、入浴するだけではなく、最近では炭酸水を使った
化粧水、パック、シャンプー、化粧品なども話題になっています。
炭酸水好きとしてはぜひ試してみたいな、と思っているところです。

そうそう!
「炭酸水」でご飯を炊く、という、技?!もあるんですよ。
炭酸水に含まれている炭酸ガスが気泡化するため、お米がたった
ような感じになり、見た目もツヤツヤでモチモチとした食感に
変わるそうです。
いつも急いでご飯を炊いてから、しまった!
炭酸水を使うんだった!と気づいて、まだやっていません。。。。。
近々実践してみますね。