Wish You A Merry Christmas!!!

やっぱり師走はあっという間に過ぎて行き、残すところ、
早10日。 大人は焦り、子供たちは冬休み目前でクリスマス、
とワクワク♪
季節のイベントとして、すっかり定着している”クリスマス”ですが、
日本での一般的にお祝いするようになったのは戦後の話です。
宗教関係なく、様々な分野がアイディアを出し、”クリスマス商戦”と
銘打って、日本独特のクリスマス文化が確立されたことは、
日本人のお家芸?!なのでしょうか。
しかも、”クリスマス、今年のトレンド特集”などもありますよね。

トレンド、もいいですが、”クリスマス”の本来の意味、伝統を
知っておいたほうがよりいっそうクリスマスを楽しめると思います。

クリスマス=Christmas=Christ mass(キリストのミサ)
イエス・キリスト」の誕生を祝う日、とされていますが、
実際12月25日に生まれたわけではないようです。
2000年以上前はまだ暦もなかったので、実際には
わかりません。
12月の終わりには”冬至”がありますね。”冬至”は一年の節目として
重要視されていて”太陽の生まれ変わる日(誕生日)”として、翌年の
豊穣、無病息災を願う盛大なお祭を行ってきました。
それがキリスト生誕と結びついて、12月25日とされたようです。
キリスト教の布教とともに、クリスマス行事も各地に広まり、
それぞれ地域性、独自性を持って受け継がれていったようです。
”クリスマス”と”冬至”がこんな関係だったなんてビックリですね。
月や太陽があるからこそ地球上で人類が生活できている、という普遍的な
事実を改めて考えさせられます。

【クリスマスツリー】
いまのようなクリスマス・ツリーを飾る習慣は、ドイツで
始まったのでは?と言われています。
ドイツではキリスト誕生以前から。魔よけとして、緑の葉をつけた
気の枝を家の中や外に飾る習慣があったことがわかっています。
冬でも葉が落ちない常緑樹は”命の代表”と考えられました。

また、モミの木はキリスト教では「われわれの罪を受け入れる天国と
イエス・キリストの木」とされています。
ゴルゴダの丘イエス・キリスト磔刑にされた十字架はモミの木で
できていたそうです。

日本は12月26日になると同時に、すぐクリスマスグッズを片付け、
お正月飾りをします。 スーパーや百貨店はディスプレイに、商品
入替えにと大忙しでしょうね!
神業的なスピードでガラリと入れ替わりますもんね。

欧米ではまだ余韻を楽しみます。
新年をそのまま迎え、1月6日に片付けるそうです。
1月6日は馬小屋で生まれたイエスを祝福するために、
”東方の三博士(天文学者)”がお祝いを持ってやってきた日、
とされています。

【クリスマスプレゼント】
元々はイエス・キリストにささげるもの、とされ、
”東方の三博士”がもってきた
「黄金・没薬(樹液)・乳香(樹脂)」が世界最古の
クリスマスプレゼント、とされています。

【サンタクロース】
”クリスマス”と言えば、イエス・キリストよりも
”サンタクロース”の方がすっかり有名になっていますよね。
クリスマスプレゼントもサンタクロースが持ってきてくれる、
ってこどもたちは信じています。(何歳まででしょう???)

サンタクロースは「セント・ニコラウス」という聖人で、
今のトルコあたりでキリスト教を熱心に布教した司教さんです。
こどもたちに優しく、貧しい人を助け、みんなから尊敬されていました。
その後、オランダで”シンタクラース”と言われて愛されていたのが、
オランダからアメリカに渡った移民達によって、
”サンタクロース”と呼ばれ、現在に至っているようです。

今、わたしたちがイメージする”サンタクロース”の容姿風貌
(ひげ、おじいちゃん、ふっくらしていて、赤い上下の服)は
アメリカの漫画家、トマス・ナイトがイメージした絵が
始まりと言われています。
赤い洋服は、実際、「セント・ニコラウス」が着ていた司教の
赤いガウンが受け継いでいるようです。
”人々の幸せのためなら、自分の命でもささげる決意を表す”
赤い色、なのです。

【クリスマスのお菓子】
ブッシュ・ド・ノエル (クリスマスの薪):フランス
イエス・キリストの生誕を祝って、夜通し薪を燃やした習慣
からきているようです。
日本のクリスマスケーキの中にも必ずありますよね。

◇シュトレン :ドイツ
木の実、ドライフルーツたっぷりの固い菓子パンで、
外側を雪のように粉砂糖で真っ白にします。
クリスマスを待つ”アドベント”期間の間に少しずつスライス
して食べます。
「今日より明日、明日よりあさって、とフルーツ風味が
パンに移ること」を楽しむそうです。
これも日本でもポピュラーになってきました。

◇クリスマス・プディング」:イギリス
イギリスは今のようなクリスマスを祝う発祥の地、と言われています。
16Cくらいから「We Wish You A Merry Crhistmas!」
「楽しいクリスマスを!」という言葉があったそうです。
有名な「We Wish You A Merry Crhistmas♪」の歌にも
”Figgy padding(いちじくプディング)くださいな♪”という
歌詞が出てきますが、このいちじくプディング
クリスマスプディングになった、と言われています。
いわゆる私達がイメージする”プリン”ではないようです。
イギリスではデザートのことを”プディング”と呼びます。
こちらも、ドライフルーツたっぷりでナッツ、スパイス、
ニンジン、りんごのすりおろし、ブランデー、ラムなど
素材たっぷりの生地を時間をかけて蒸して、
一度冷やし、食べる前に温めます。
日持ちもするみたいです。

【クリスマスのごちそう】

七面鳥(ターキー):アメリカ、イギリス、ヨーロッパ諸国
もともとアメリカ周辺だけに生息していたものを、
16Cにスペイン人がヨーロッパに持ち帰り、クリスマスに
食べられるようになりました。

◇にわとり:フランス

◇羊:オーストラリア

◇豚:北欧

どれも、丸ごとや大きい固まりを、ローストします。
ローストとはオーブンや直火で焼き上げることです。

クリスマスのデザートもごちそうも、オーブンが大活躍してくれます。
オーブン、といえば、もちろん、”ガス”
「ガスでハッピーライフ♪」ですからね。
”ガスオーブン”は一台5役の万能調理器です。
「焼く」・「炊く」・蒸す」・「煮る」・「揚げる」が
できます。
電子レンジ併用タイプもあるんですよ。
普段の料理から、特別な時の料理まで、幅広く、活用できます。

リンナイガスオーブン
http://rinnai.jp/products/kitchen/builtin_oven/

では皆様、よいクリスマスを♪
そしてよい年の瀬をお迎えください。