正和先生お料理教室


10月11日(金)あひるのこ「正和先生のお料理教室」
が行われ、8組の母子が参加してくれました。

☆☆メニュー☆☆
◎魚の干物とレモンのおすし
◎鶏ささみのなると巻
◎揚げない大学芋


サツマイモは縦に切ってから乱切りにすると切りやすいです。
切ると白い汁がでてきますが、これがアクです。
アクが強くて、空気に触れると黒く変色してしまうので、
切ったらすぐ水にさらして、一度水を変え、その中に酢を適量入れます。


といだお米に水とお酒と炒りゴマを加えて炊きます。
ゴマはゆっくり弱火でフライパンで炒ります。
今回は10合を一気に炊きました。
ガス業務用炊飯器だとたったの30分で炊けちゃいます。


きゅうりは皮を全部むいて、薄い輪切りにし、
塩を振っておき、しんなりしたらぎゅっと絞っておきます。


レモンの表面をよく洗って、縦4つ割りにして中心の
ところの筋を切り取り、種を捨てて、薄切りにします。
丸々4つ分。これをなににするんだろう???
と不思議に思うかも…


鶏ささみは、めんぼうや叩けるものでたたいて、
7mmくらいにします。
上にラップなどをかけたほうが叩きやすいです。
サツマイモが入っていた袋、などを利用するのが
正和先生流です。 使ったラップや食材の包装もすぐ捨てず、
なにかに利用しながら料理すると脳も活性化されますね!


薄くのしささみになったら、表面に軽く小麦粉を振ります。
これから乗せる材料をくっつけるのりの役目です。


片栗粉をふったささみの上に焼き海苔を敷き、
その上に、青じそ、棒状に切ったチーズを置いて、
それを軸にしっかり巻きつけます。
表面には軽く小麦粉を振ります。


オーブントレイにシートを置いて、巻き終わりを下にして
並べて、上にサラダ油を少しかけて、200℃で約10分
焼きます。 量が多い時はオーブンが便利ですが、
少量の時は、トースターやフライパン、ガスコンロの
グリルでも焼けます。
グリルがすぐ高温になるので、焦げないように気をつけて
ください。


生の小麦粉が加熱されることにより、
規則正しくならんでいるβデンプンが、崩れてαでんぷんに
変わります。そうすると酵素作用を受けやすく、
消化がよくなります。


フライパンでさとう、しょうゆ、酒を煮立てて、
軽く煮絡めます。
しょうゆのいいにおいが食欲をそそります。

おしょうゆは”おふくろの味”を思い出すにおいだそうです。
子供の頃に家族で食卓を囲んでいた情景や味が思い出すのは
おしょうゆの味です。
台所からおいしいにおいがしてくることが、
家族の日常生活で感じられる幸せですよね。


酢水につけていたサツマイモ
冷たいフライパンにサツマイモを乗せて、
上からさとう、サラダ油の順にふりかけます。
ふたをして中火にかけ、蒸気が出てきたら約5分
そのままおいて、弱火にして約3分。
ふたを外しておいも全体をあめに絡めてきつね色に
なるように焼いて、串に通るようになったらできあがり。
そこでのワンポイントはお酢をスプーン1杯くらい、
フライパンの淵にそってかけまわすと、あめが固まりすぎず、
全体になじみます。
お酢って本当に万能ですね!


ご飯が炊き上がりました。ゴマの香ばしさが広がります。

昔からゴマは栄養価の高い食品として知られていました。
カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛などのミネラル分が
多く含まれ、骨粗しょう症の予防や貧血の改善に効果があります。
ゴマはする、炒る、炊いたり加熱することでちゃんと膨らんで
破れてゴマの持っている力を人間が全部吸収することができます。
抗酸化作用もあって、抵抗力をつけてくれます。
これかの季節、風邪をひかないためにもゴマをしっかり摂取したいですね。


サバの干物をグリルのオートメニュー”干物モード”に
設定して焼きます。
身が暑いほうを奥に置きます。 
網の幅が広いので、3尾置くことができます。
外はパリッと、中はふんわりと焼き上げます。
下には余分な油だけ落ちるので、冷めたら新聞紙などで
拭いてから、簡単に洗えます。

サバの代わりにアジ、カマスでもよいです。
”干物”は


サバのほぐした身ときゅうりとレモン、そして寿司酢を
混ぜ合わせます。
レモンも量が多いので、さらに寿司酢も!?と内心
ドキドキでしたが、先生のレシピを信じて混ぜました。


今日もママにおんぶされている時もありましたが、
いつの間にか歩けるようになっててビックリ!
顔つきも赤ちゃんからお兄ちゃんらしくなってますね!


おすしにはもみ海苔を散して。
添えにはサニーレタスとみずなを、オリーブオイル、お酢
塩&コショウで和えたシンプルサラダ。


「いただきます♪」 疲れて寝ちゃった子や
おっぱいの時間になる子もいました。
ショールームの一角は授乳スペースになっているので、
いつでも安心して授乳ができますよ。


おすしはレモンがたくさん入っているのに、すっぱすぎず、
サバの青魚臭さを中和してくれて、魚の旨みだけが味わえ、
とってもさわやかです。
小さいお子さんもたくさん食べてくれました。
すし桶に入れて、手巻き寿司パーティでもいいですね♪
上に炒りゴマや大葉、錦糸卵、甘酢生姜を乗せてもいいですね。

揚げない大学芋は2年前の先生の教室でも作りましたが、
その時も今回も皆さん大絶賛でした。
私もその一人で、その後も作って、お弁当にも入れています。
分量を量らなくても失敗しないし、フライパン一つで油も少量で
できちゃうなんてすごいですよね。
もういわゆる普通の揚げる大学芋は作らないでしょう。


おかず2品はお弁当にも最適!とママ達大絶賛でした。
「揚げない大学芋」があひるのこからどんどん広がると
いいですね。
ささみはやわらかくてビックリです!
片栗粉、小麦粉効果ですね。
おすしは、栄養バランスもバッチシの”パーフェクトごはん”です。
おうちで作るなら、おかずがなくてもこれだけで十分です。
親はごはんもおかずも、と品数にこだわったりしますが、
中身が重要ですね。ありすぎでも栄養過多、カロリーオーバーに
なっていまいます。

今回も正和先生から多くのことを学べて、大変ためになり、
また大変楽しいお料理教室でした。