炊飯器で簡単甘酒

先日の正和先生のお料理教室で、糀の素晴らしさ、
知識を得ることができ、
その後、家でも塩糀をいろいろな料理に使っています。

章子さんから、米糀で作った甘酒の効能も聞いて、
それ以来、はまってしまって、子どもと一緒に
夜飲んでいます。

で、いろいろ調べたら、炊飯器で甘酒が作れる、
ということなので、それなら作ってみようじゃありませんかっ!


準備するものは、
米  1合
米糀 250g
お湯 800cc

そして、炊飯器。

そこはガス会社ですからね!
やっぱりガス炊飯器を使わないとですよね!


Fm Kiryuのあっちゃんはガス炊飯器を使ってるところを
初めて見たそうです。
電気の炊飯器のように、コンセントがあれば使える、と
いうわけにはいかないので、シェア的には少ないですが、
根強いファンはたくさんいらっしゃいます。

今回使った炊飯器は炊きわけ機能もついているので、
米1合を”おかゆモード”で炊きます。
炊飯スイッチを押すと、ボッと火がつく音がします。


生糀はスーパーでも売っています。
これをよくほぐします。
すでに甘酒のかおりがしてきました。
そもそも糀って…???

”蒸した米に麹菌を繁殖させたもの”です。
日本酒、味噌、食酢、漬物、醤油、焼酎、泡盛
など発酵食品が作られる際に不可欠なものです。
麹菌はさまざまな分解酵素が含まれ、
たんぱく質、脂質、炭水化物を分解する効果があります。

お肌の美白、保湿効果もあると言われているので、
麹の化粧水、乳液なども販売されていますね。


おかゆが炊き上がったら、粗熱を取り、70度
くらいまで冷まします。
60度以上の状態が30分以上続いてしまうと、
麹菌(糖化酵素)が死んでしまいます。
そうすると、糖化せず、甘さが出てこなくなってしまいます。

冷めたら、そこに糀を入れて、よく混ぜます。
そして、60度くらいまで冷ましたお湯を入れ、
炊飯器の保温機能を使ったまま、フタはあけて、
タオルなどを被せて、そのまま寝かせます。
フタを閉めてしまうと、炊飯器内が熱くなりすぎてしまいます。


時々かき混ぜながら、5〜6時間は保温しておきます。

それぞれの炊飯器で保温の機能は違ってくるので、
取り扱い説明書に基づいて使用してください。

だんだん、乳白色になってきました。
途中で味見したら、薄い甘酒になっていました。

できあがったら、一晩冷蔵庫で寝かせると甘さが増す、
と書いてあるレシピもありました。

と、ここまでで完成版はまだのちほど!