ほりえのやきそば様

「ほりえのやきそば」
住所:桐生市本町 3−5−9
Tel :0277-47-3680
定休日:火曜日・水曜日
営業時間:11:00〜18:00
     時間外はお早めに電話にて。


本町通り、東和銀行の隣、大きい看板が出ています。


店内に入ると、広いカウンターが見渡せます。
現在お店を切り盛りされているのは、2代目の堀江勝さん。
初代、歌子さんの息子さんです。 
東京で調理の仕事を長年やっていて、お母様が30年以上作りつづけている
やきそばを、今度は自分が守って引き継ごう、という思いで
2年半ほど前に桐生に戻ってきて、お店に入りました。



頑丈で大きな丸テーブルが3つ並んでいます。
アンティーク調の家具や雑貨などなどがたくさん。

この本町通りに移ってきたのは8年ほど前で、
元々は仲町1丁目の路地の自宅玄関の一間で、
主婦をしながら家でできる商売を、ということで
歌子さんが始めました。 
焼きそばなら修行もいらず、お昼だけの仕事ということで
一念発起したそうです。 自ら製麺屋さんに仕入れの
お願いに行き、鉄板も紹介してもらって手作りしてもらった
そうです。 

育児、家事をこなしながら自分ひとりでお店を切り盛りし、
長年続けてきたがんばりはすごいですよね!


普通 ¥300
ポテトがサイドについています。 桐生の焼きそばと
言えば、ポテト入りですよね。 
おなかの足しにするため、とか言われてます。
具はキャベツともやし。青のりたっぷり!

そして、ほりえのやきそば、の一番の特徴といえば、
なんといっても"自家製麺”!ということです。



ん? これは-----------???
「季節野菜と鶏挽肉のキーマカレー
単品 ¥600
セット¥800

勝さんが入ってからの特製メニュー!
ご飯ものもあったほうが、というアイディアで始めました。
鶏がらからだしをとって、たまねぎをじっくり炒め、
季節の野菜をたっぷり盛り込んで、小麦粉は使わず、
スパイスだけで仕上げます。 
冬は根菜がたっぷり。 ごぼう、れんこん、大和いもが
たくさんはいっていて、ごぼうのいい味が出ています。
スパイシーでやや辛めの本格的で大人のキーマカレーです。

お持ち帰りができるのも嬉しいですね。


キーマカレーセットのサラダ。
ボリュームもあってドレッシングも美味しいです。


食後には豆挽きたてコーヒー。
ほりえファミリーはコーヒー好きなので、豆にもこだわっています。

あと、飲み物は”ラムネ”があります。
懐かしの瓶ですよ。


勝さんが桐生に帰ってきてから、麺専門店に1ヶ月修行を
したのち、製麺機一式を購入しました。
粉2種類をブレンドし、生地を伸ばして毎日麺を作っています。
朝早くから作らないと間に合いません。 
通常の2倍生地を伸ばしています。 そうすることでこしが強く、
もちもちの麺になります。 
麺にこだわる店は多かれど、お店で麺からつくっている焼きそば屋さんはめずらしいですよね。


ガスの業務用蒸し器。 初めて見ました!
丁寧に麺を蒸します。


厨房で焼きそばを作っている歌子さん。 
厨房はピッカピカです。 焼きそば屋さんとは思えませんね。
 

年季の入った大きな天板。 使えば使うほどなじんでいき、
よく焼けるそうです。
天板の下にガスの強化バーナーがあります。
弱火から強火までお手のもの。


業務用のコンロは鉄板の真横にあるのに、ピッカピカですよ!


年代もののハッピ、ソース屋さん、味噌屋さん、醤油屋さん(だったかな?)
は、歌子さんが毎月第一(土)に行われる桐生天満宮の骨董市で購入しました。


メニュー表
いつも普通を注文してしまうのですが、お店のおススメは肉入りです。
お肉屋さんが新鮮な豚バラ肉を配達してくれ、
それに下味を付けて焼くそうです。
今度からは肉入りにしてみます!

ほとんどのお客様がお持ち帰りです。 お昼時は注文の電話が
ひっきりなしです。
「300円の4つ!」 「400円の3つ!」など。
もちろん1つからでも注文できますよ。 
お昼の忙しい時間は勝さんのお父様もお店に入っています。

焼きそばはご飯にもおやつにもなるのでいいですね。
もちろん焼きたてあたたかいうちに食べるのがベストですが、
ほりえのやきそばの麺はしっかりしているので、時間が経っても
おいしいですよ!

そして、ぜひぜひ「季節野菜と鶏挽肉のキーマカレー」も
食べてみてくださいねっ!