御菓子司 あら木 様


住所:桐生市仲町1−8−1
Tel :0277−43−4663
休み:水曜日

<営業時間>
9:00〜19:00
駐車場:お店前約3台


仲町3丁目で明治31年創業の老舗和菓子店です。
創業115年、ということになりますね!


五月のお節句、ということは…


大好きな”かしわ餅”のシーズンではないですか!
和菓子屋さんの商品で季節を感じることができますね。
少し前までは「さくら餅」も並んでいました。
「かしわ餅」はこしあんで、「味噌餡かしわ餅」は
白味噌のあんが入っています。


生プリンも人気商品です。
かしわ餅が終わったら、「水ようかん」のシーズンに
なります。 夏が近づいてきますね。


「ごますり饅頭」・「酒まんじゅう」などは、手土産のお茶菓子に
いかがでしょうか。


現在4代目からさかのぼり、初代は配給されていた砂糖を使って
”あめ玉”を作って売っていたそうです。
2代目は昔”けんばん(見番)”という仕組みがあり、
料理店や和菓子店に職人や舞妓、芸妓さんを派遣していたそうです。
お店には所属せず、フリーで、お店を回っている職人さんが
いたんですね。


日持ちするお菓子も種類がありますので、贈答用などにどうぞ。

3代目は北千住の和菓子店で働いていました。
当時、浅草を中心にした下町はとても活気があって賑わっていたそうです。

”栗まんじゅう”などは先代の頃からあった、息の長い商品ですが、
現在の店主、4代目の荒木和也さんは赤坂の皇室御用達老舗有名店で
修行されました。 当時はバブル期で赤坂の料亭から毎日
注文が入ってきて、それを届けたりしていたそうです。
桐生に戻ってきてからは、お店の味を変えずに守り続けるよりも、
時代にの流れをよんで、時代にあった商品を試行錯誤しながら作って
お客様に喜んでいただけるように、と誠実にお菓子作りをしています。
それでこそ、4代までしっかり続いている理由なのだと思います。


甘い和菓子と一緒に、おせんべいやおかきも食べたくなりますよね。
和菓子とお茶のお供にどうぞ。


お赤飯も注文で承っています。
こだわりの小豆のお赤飯はピカピカつやつやでとても美味しいです。

業務用の焼き物器を使っていただいていますが、
特に、カステラのふんわり、しっとり感はガスでしか出せないと
言っていただきました。
とても嬉しい感想です。


桐生周辺独特のもの、と言えば「花ぱん」
お店オリジナルの「花ぱん」が作られていますね。
花の形のものをよく見ますが、桐生天満宮の梅紋からきている、
というのは今調べてわかりました。


「人気N0.1 !」との名文句の豆福 
甘すぎないこしあんがたっぷり入った豆大福です。
あら木さんのあんこは甘さを抑えてあり、サラッとして
口当たりもよく上品です。


もちとあんこと豆の絶妙なハーモニー
考えた人、スバラシイ!
4歳のうちの子もペロリと食べています。
ずっと引き継いでもらいたい一品です。